内容説明
本書はトップマネジメントならびにその参謀役の方々を対象としたブランド戦略の経営書として企図されたものである。大組織の舵取りをしていくうえでブランドを基軸にした顧客の捉え方、組織の求心力のとり方、企業価値創造に向けての考え方など、トップマネジメントが日々直面する課題について、ブランドという視点から再整理した。
目次
ブランドの重要性
ブランドの今日的意義とその課題
ブランドアイデンティティ
ブランド戦略の構築(ブランドの育成;ブランド価値向上;ブランドの保全)
ブランドコミュニケーション
ブランドモニタリング
eブランディング
ブランドマネジメントにおけるトップマネジメントの役割
著者等紹介
伊藤良二[イトウリョウジ]
ベイン・アンド・カンパニーディレクター、日本支社長。慶応義塾大学工学部、シカゴ大学経営大学院卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社パートナーを経て、UCC上島珈琲株式会社の商品開発担当取締役に就任。その後シュローダー・ベンチャーズの代表取締役を経て現在に至る。情報通信、エレクトロニクス、メディア・エンターテインメントから小売、食品、ヘルスケアに至る広範な分野でグループ戦略、企業変革や事業提携戦略のコンサルティング業務に従事。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授兼任
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