出版社内容情報
日本的雇用システムの崩壊は、企業の人事・賃金・福利厚生・退職金制度にどのような影響をおよぼすか。賃金さえ「時価評価」される時代の到来に向けての提言。
内容説明
大企業の不倒神話さえ崩壊した現在、終身雇用・年功序列の日本的雇用慣行システムが転回点を迎えている。仕事への対価である賃金も、学歴や過去の実績(ストック)ではなく、現在の成果(フロー)によって問われる「時価評価」の時代が訪れつつある。そのなかで、企業の人事制度・賃金制度の見直しが進んでいる。本書では、個々人のライフプランの基本である賃金・福利厚生・退職金等がどのように変容しつつあるかを明らかにし、社会的規制・社会保障システムの再構築を提言する。
目次
第1章 日本モデルの限界
第2章 人事のスタンダードは「時価」になる
第3章 中高年受難の時代
第4章 21世紀、サラリーマン生活は?
第5章 サラリーマン・ビッグバン
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