監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い

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監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い

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  • サイズ A5判/ページ数 606p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492503317
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

監視資本主義という言葉を生み出した
ハーバード・ビジネススクール名誉教授が示す、
資本主義と人類の未来のビッグピクチャー

原書は2019年に刊行され、世界的な話題書に。

『ニューヨーク・タイムズ』ノータブルブック・オブ・ザ・イヤー選出
『フィナンシャル・タイムズ』ベストブック・オブ・ザ・イヤー選出
『サンデータイムズ(UK)』ベストビジネスブック・オブ・ザ・イヤー選出
『ガーディアン』が選ぶ21世紀のベストブックの一冊に選出
バラク・オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブックの一冊に選出
フィナンシャル・タイムズ&マッキンゼーが選ぶブック・オブ・ザ・イヤー最終選考選出

この本は現代の『資本論』であるーーゼイディ・スミス(『ホワイト・ティース』著者)
稀に見る大胆な仮説、美しい筆致、深刻な警告を併せ持つマスターピースーーロバート・ライシュ(『最後の資本主義』著者)
デジタル時代の自己防衛を必要とする全ての人が読むべき本ーーナオミ・クライン(『ショック・ドクトリン』著者)

内容説明

世界的ベストセラー!監視資本主義という言葉を生み出したハーバード・ビジネススクール名誉教授が描く新世界。私たちを急襲する隠された力とその対抗策。オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブック選出!

目次

序論 最初の地図(デジタルの未来におけるホームか追放か)
第1部 監視資本主義の基盤(2011年8月9日 監視資本主義の舞台の設営;行動余剰の発見;城を囲む濠;監視資本主義の巧妙な罠―誘拐、追い込み、競争;乗っ取られて―社会における知の分割)
第2部 監視資本主義の発展(リアリティ・ビジネス;経験からデータへ;深層からのレンディション;彼らを踊らせろ;未来に対する権利)
第3部 第3の近代のための道具主義の力(2種の力;ビッグ・アザーと道具主義者の台頭;確実なユートピア;集団としての道具主義者;巣の中の生活;聖域を持つ権利)
結論 私たちの権利(上からのクーデター)

著者等紹介

ズボフ,ショシャナ[ズボフ,ショシャナ] [Zuboff,Shoshana]
ハーバード・ビジネススクール・チャールズ・エドワード・ウィルソン名誉教授。シカゴ大学にて心理学の学位を、ハーバード大学にて社会心理学の博士号を取得。1981年よりハーバード・ビジネススクールに参画、同スクールの教授陣のなかでテニュア(終身在職権)を取得した最初の女性の一人であり、寄付講座を持った最も若い女性である。ハーバード・ロースクールのインターネットと社会のためのバークマン・クライン・センターのファカルティ・アソシエイトも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

se1uch1

77
GAFAは利便性をもたらしたかもしれないが、彼らはそれを利用して我々の行動、感情まで支配して、"Big other"となろうとしているとの著書の主張。GDPRのように適切に個人情報を守る戦いを求める思いが600ページにわたり書かれている。Googleが位置情報を一日に数百回も取得していること、GAFAの彼らの利権のためのロビー活動にも驚かされた。今後くるハイパーパーソナライゼーションを便利とみるのかプライバシーの侵害とみるのか、難しいことではあるが、個人情報が搾取される前に議論はされるべき。2021/11/27

koji

33
「監視資本主義」というインパクトのあるネーミングは、経済書、経済番組で盛んに取り上げられています。その元になった大著です。その定義は難しいですが、(グーグル等)一握りの企業がビッグデータによる行動予測市場の取引から莫大な富を得る資本主義です。それは「新自由主義と結託し、民主主義を攻撃する『異形の資本主義(私の言葉)』であり、著者は舌鋒鋭く批判します。しかもその論の展開は、行動余剰、未来に対する権利、ビッグアザー、道具主義等印象的なWORDを駆使し、緻密です。全面的には同意しませんが、大いに刺激を受けました2023/04/02

Kiyoshi Utsugi

32
監視資本主義は、人間の経験を行動データに変換するための無料の原材料として一方的に要求され、このデータの一部は、サービスや製品を向上させるために使われるが、残りは行動余剰(本書で頻繁に登場するキーワード)と宣言されて、人工知能と呼ばれる先進的な製造プロセスに送られ、我々の行動を予測する予測製品へと加工され、この行動予測製品の取引から監視資本主義者は莫大な富を得ているとしています。 G、F、Mの順に監視資本主義度が高いような記載になってます。Aも同じように酷くないのか?という疑問は残りました。😀2023/01/05

だまし売りNo

23
恐ろしいことはデジタル技術や企業ではなく、国家権力が利用することである。たとえば自動車保険は保険会社がドライバーの行動を監視できると批判される。これの現実的な弊害は保険会社ではなく、国家権力が利用することにある。ロシア連邦はウクライナ侵略に際してサイバー攻撃でウクライナの自動車保険のリストを入手した。そこから引き出した個人情報を利用して、ロシア連邦軍の占領への抵抗運動を指導しそうなウクライナ人の住所などを取得し、特殊部隊を向かわせた。2022/04/16

jackbdc

16
読みずらい。巨大プラットフォームに大切なモノが絡めとられる危機感を訥々と語り尽くす。終始回りくどく難解なスタイル。印象に残ったのは現代的監視資本主義をジョージオーウェル的ビッグブラザー(全体主義)と対比する概念”ビッグアザー(道具主義)”であると整理したチャート。例えばイデオロギーのスタイルを前者が政治的宗教で後者は極度の無関心と鮮やかに対象化するので面白味はあるのだが誇張が過ぎる感もあり。趣味的な思考実験の趣き。人権や民主主義の危機感には同意できるがその咎を監視資本主義だけに帰する論調には承服しかねる。2022/01/14

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