内容説明
世界のサムスンを築いた希代の経営者は、どのような人生を歩んできたのか。我が子を千尋の谷に突き落とす厳格な父親が敷いた孤独で苦難の道を耐え抜き、ついに巨大企業の頂点に立った男の生涯を膨大な資料をもとに描く。従来の李健煕像を覆す衝撃のビジネス・ノンフィクション。
目次
第1章 父と息子
第2章 ナマズとドジョウ
第3章 木鶏になれ
第4章 李健煕の時代
第5章 サムスン王国
第6章 茨の道
著者等紹介
李慶植[イギョンシク]
ソウル大学経営学科、慶煕大学院国文学科卒業。映画、演劇、ドラマのシナリオを手掛けるほか、散文集、伝記の執筆など、さまざまな分野で文化活動をしている
福田恵介[フクダケイスケ]
1968年長崎県生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。毎日新聞社記者を経て、東洋経済新報社に入社。現在、週刊東洋経済編集部記者。1999~2000年朝鮮日報・方一榮文化財団言論人フェローとして韓国・延世大学韓国語学堂に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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novoo!
2
繰り返しも多く、演出がかった記述(かつ誤訳・誤植もアリ)でちょっと読みにくさは感じたものの、なかなか興味深い内容。偉大すぎる創業者の父を乗り越えるための苦闘は読み応えあり。2011/09/04
atsut101
2
想像していたのとは若干違い、イ・ゴンヒ氏の人生の描写も経営哲学の描写も中途半端な感じは否めないがそれなりに楽しめた。日本語訳の文章が微妙に誤っていて、意味を理解しづらく、読みながら再構成する必要がある。また、誤字・脱字も多かったのが、少し残念。2011/08/20
カロライナタカハシ
1
凄い人物だね。財閥、一族経営というのはあまり馴染みがなかったけど、金銭的には恵まれているが、過酷な人生が待っているんだなって思った。2023/01/23
夢仙人
0
少年時代からサムソンでの地位確立までの話は大変参考になる。座右の書。2011/08/21
kozawa
0
サムスンのトップについて。ドラマっぽく描きすぎているきらいはあるのだけど、まぁ割り引いて読んだって随分と恐ろしい世界だ。2011/06/14
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