出版社内容情報
売上高１兆円が確実視されている中国家電企業の王者・海爾集団。トップから現場までの現地取材をベースに、グローバル企業へと躍進させた経営戦略の秘密に迫る。
内容説明
町工場から売上高１兆円のグローバル企業へと躍進したハイアールの本拠地・山東省出身の著者が、現場での「体験取材」を敢行し張瑞敏ＣＥＯの経営戦略の秘密に迫る。
目次
第１部 飛躍（「奇跡」のハイアール；「決断」のハイアール ほか）
第２部 名牌（「名牌」のハイアール；「品質」のハイアール ほか）
第３部 競争（「競争」のハイアール；「制度」のハイアール ほか）
第４部 世界（「世界」のハイアール；「戦略」のハイアール）
第５部 転機（「転機」のハイアール）
著者等紹介
王曙光［オウショコウ］
１９５４年中国山東省生まれ。１９８２年中国山東師範大学外文系日本語科卒業。１９９２年東京都立大学大学院人文科学研究科修了。山東師範大学講師、静岡産業大学経営学部助教授を経て、現在、拓植大学国際開発学部アジア太平洋学科教授
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感想・レビュー
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中国を代表する企業である海爾集団は、いかにしてこれほどまで大きくなったかを語っている本。中国経済に興味があれば面白い。さらに張瑞敏の言葉にはハッとさせられることも多かった。戦わずして相手屈せられることが一番だという孫子の教えが出てきたことは驚いた。2010/07/22
