出版社内容情報
創造性あふれる組織はどう作るのか。その方向は、従来のマネジメント発想から、フォーラムへの転換こそ重要であることを理論づけ、示唆する。ソフト化時代の野心的組織論。
内容説明
知の創造は、組織のなかでいかにしてなされるのか。個人の知識を超える組織の知識はどのようにして生まれるのか。新進気鋭の学者が、組織学会賞受賞論文をさらに発展させた野心的組織論である。
目次
序章 技術革新におけるリニアー性の意味
第1章 集合的行為と目的
第2章 ルース・カップリングとゴミ箱モデル
第3章 学習、注意、選択機会、そして選択
第4章 影響の機構
第5章 注意の配分とその構造
終章 革新の運河化―時計とサイコロと