新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突

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新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突

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  • サイズ 46判/ページ数 587p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492444665
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

エネルギー問題の世界的権威が、地政学的視点から、エネルギー革命、気候変動と環境問題をめぐる各国の動きを鋭く分析した大著。

内容説明

地政学とエネルギー分野の劇的な変化によって、どのような新しい世界地図が形作られようとしているのか?エネルギー問題の世界的権威で、ピューリッツァー賞受賞者の著者が、エネルギー革命と気候変動との闘い、ダイナミックに変化し続ける地図を読み解く衝撃の書。

目次

第1部 米国の新しい地図
第2部 ロシアの地図
第3部 中国の地図
第4部 中東の地図
第5部 自動車の地図
第6部 気候の地図

著者等紹介

ヤーギン,ダニエル[ヤーギン,ダニエル] [Yergin,Daniel]
「米国で最も影響力のあるエネルギー問題の専門家」(『ニューヨーク・タイムズ』紙)、「エネルギーとその影響に関する研究の第一人者」(『フォーチュン』誌)と評される。ピューリッツァー賞受賞者。ベストセラー著者。世界的な情報調査会社、IHSマークイットの副会長を務める

黒輪篤嗣[クロワアツシ]
翻訳家。上智大学文学部哲学科卒業。ノンフィクションの翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

138
講釈師のように臨場感たっぷりにエネルギーの世界を語るヤーギンさんの著書に血沸き肉躍る経験をした一人として、新入社員には、いつも「石油の世紀」「探求」を読むようにと薦めてきた。そのヤーギンさんの2020年9月新刊の邦訳。中東と米国中心のエネルギー地政学が、ロシアと中国に大きくシフトしている。今日のウクライナ問題を予言するかのような記述も流石である。世界が急進的に脱炭素に流れる中で、ヤーギンさんは中庸な姿勢を崩さない。それを、懐の深い見識と見るか、化石燃料に固執する時代遅れと見るか…歴史の審判を待ちたい。2022/04/03

まーくん

119
『石油の世紀』の著者ダニエル・ヤーギンの最新刊。地政学的観点から、米国、ロシア、中国、中東に焦点を当てエネルギー事情を論じている。米国はシェール・オイルの「発見」により世界一の産油国となり、石油・天然ガスの輸入国から輸出国へ劇的に変わった。ロシアは「エネルギー大国」だが、経済面で石油・ガス輸出に大きく依存している。プーチンはソ連崩壊で失った大国の地位を取り戻そうとしている。中国はここ20年にわたる経済力・軍事力の飛躍的伸長と世界最大に近づく経済をエネルギー需要に基づき、南シナ海領有権主張についても。⇒2022/04/18

ひろき@巨人の肩

97
アメリカを資源輸出国に変貌させたシェールガスの地図、ウクライナを経由して欧州に張り巡らされるロシアのパイプラインの地図、ペルシャ湾を挟み覇権を争うサウジアラビアとイラクを中心とした中東の地図。シェール革命後の世界地図は、アメリカ・ロシア・サウジアラビアが資源大国として台頭し、自動車と気候の地図が書き換わることで、資源需要減少を牽制する形となった。その中で中国が目指す地図は、ロシア資源と一帯一路を組み込んだサプライチェーンの構築、EVや太陽光発電による再生可能エネルギー大国としての台頭。再読必須の面白さ。2023/12/18

ルピナスさん

84
「地政学の地図はゆっくり変化する。しかし政治や技術や経済の地図は急変し、通り抜けるには用心と熟慮が求められる、難所に満ちた地勢が露わになることがある。私達は今、そのような地に足を踏み入れている。」世界経済が繋がりなくして成り立たない今日、地球に住む人々には、気候変動と言う地図形成上決定的な特徴となった共通の課題を前に、協力の可能性・対立のリスク・異なる利害関係者間の新たな緊張関係等不安定要素が絶えない。しかし、支払う犠牲が大き過ぎる戦争だけは悪。壮大過ぎる問題と諦めず気持ちが希望の方向に振れた一冊だった。2022/10/16

Sam

63
初読の著者。きっと偏った見解の書物だろうと(なんの根拠もなく)思っていたが、全くそんなことはなく、詳細かつ具体的でありつつも俯瞰的でバランスの取れた良書であった。構成としては米国から始めてロシア、中国と続き、中東を取り上げたあとは自動車を、そして最後は気候変動をテーマに取り上げる。読み物として面白いというだけに留まらず、現代の世界の課題をエネルギー地政学という観点から理解するうえでも役立つ。かなり大部ではあるけれどもこの分野に興味のある人にはぜひともお勧めしたい一冊。2022/04/24

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