内容説明
金融の肥大化とその破綻、広がる格差拡大、新興国経済への期待…富を生み、豊かさを広げていくはずだったグローバリゼーション―その光と影を学ぶ。ロングセラーテキスト改訂第五版。
目次
グローバリゼーションをどうとらえるか―現代世界経済を見る眼
日本・中国・アジア―アジアを知ると世界がわかる
アメリカ経済―ニューディール体制の解体からアメリカン・グローバリズムの展開へ
ヨーロッパ経済―ユーロ・東方拡大の成功から金融危機へ
国際貿易の構造と基礎理論―グローバリゼーションと国際貿易
多国籍企業と直接投資―グローバリゼーションを担う巨大企業群
金融グローバリゼーション―アメリカ型「錬金術」がもたらしたもの
国際収支と国際投資ポジション―対外経済関係の鳥瞰図
グローバリゼーションとWTO―途上国問題と地域主義により揺れる自由貿易体制の正当性
国際通貨体制―社会・政治制度をつなぐ歴史的秩序〔ほか〕
著者等紹介
石田修[イシダオサム]
1957年大分県生まれ。九州大学大学院経済学研究院准教授。貿易投資分析、国際経済論専攻
板木雅彦[イタキマサヒコ]
1957年大阪府生まれ。立命館大学国際関係学部教授。国際経済学、経済学方法論専攻
櫻井公人[サクライキミヒト]
1957年静岡県生まれ。立教大学経済学部経済政策学科教授。国際政治経済学、経済政策論専攻
中本悟[ナカモトサトル]
1955年兵庫県生まれ。大阪市立大学大学院創造都市研究科教授。現代アメリカ経済研究、国際経済論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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