だれも知らなかったインド人の秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492443309
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C3033

内容説明

本書の目的は、これまでとは全く異なる新しい視点から「インド人とは?」という問いに挑戦することにあります。多様な民族からなる人々であり、カースト制度を持ち、神々を敬うかと思えば非常に実利的で、近年、IT分野で優れた能力を見せる―。インド人とは?その答えに、成長するインドの将来像が隠されているのです。

目次

序章 インド人とは何者なのか
第1章 政治:権力好きの国民がつくり上げた民主主義
第2章 富:どんな環境下でも金儲けをあきらめない
第3章 IT:才能と努力そして欲望の賜物
第4章 汎インド人:共通点は生き抜く知恵
終章 繁栄と安定をめざした離陸

著者等紹介

ヴァルマ,パヴァン・K.[ヴァルマ,パヴァンK.][Varma,Pavan K.]
セント・ステファン大学(デリー)歴史科を首席で卒業後、デリー大学で法律を学ぶ。インド外務省員(モスクワ駐在)、国連大使(ニューヨーク駐在)、高等弁務官(キプロス駐在)を歴任し、その後ネルーセンター長(ロンドン)を経て、現在はIndian Council for Cultural Relations(インド文化関係評議会)のディレクターとして活躍中。インド大統領報道官、外務省公式スポークスマンなども務める

村田美子[ムラタヨシコ]
関西外国語大学助教授、神戸市外国語大学を卒業後、米国ジュニアタ大学で平和学を専攻。オハイオ州立大学博士課程後期単位取得退学。現在、関西外国語大学で異文化間コミュニケーション論を担当している。インドのアウトカーストの子供たちの教育支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Viola

6
そうか〜、そうだったのか〜。こんなに信仰心に溢れた人々が平気で他人を騙すのはなんで?とか、物乞いに冷たいのはなぜ?とか、そもそもヒンズー教の神さまが微妙に俗っぽいのは平気なの?とか色々不思議に思ってたことがほぼ解決された。文化や民族性には良いとこも問題もある。それを知ってるのと知らないとでは向き合い方も違う。2017/02/06

うちこ

2
インドを紹介する本はたくさんあるけれど、インド思想の背景を踏んで語られる内容に喝采を送りたい。 ヨガを好きになってインドへ行って、シャンティなことを期待していたのにそうではなかったインド人の側面を見て怒っている日本人をよく見るのですが、学ぶところはそこじゃない。その実利思考にこそ学ぶところが多い。 実は日本だって権威社会だよねって思いながら暮している人にもオススメです。2014/10/17

めい

1
インドってチョット変わってると思ったが、随分と変わっていた。権力に服従というところに、着目すると色々なことが見えてくる。批判的思考力・創造性の欠如のところは興味深いものがあった。2014/08/19

惰性人

0
ステレオタイプを排したインド人によるインド人の分析。著者はインド人にはモラルがない、と言い切り、モラルのないインドがなぜ発展するのか考察する。2009/08/03

AppleSugar

0
TBD2007/09/07

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