内容説明
本書の目的は、これまでとは全く異なる新しい視点から「インド人とは?」という問いに挑戦することにあります。多様な民族からなる人々であり、カースト制度を持ち、神々を敬うかと思えば非常に実利的で、近年、IT分野で優れた能力を見せる―。インド人とは?その答えに、成長するインドの将来像が隠されているのです。
目次
序章 インド人とは何者なのか
第1章 政治:権力好きの国民がつくり上げた民主主義
第2章 富:どんな環境下でも金儲けをあきらめない
第3章 IT:才能と努力そして欲望の賜物
第4章 汎インド人:共通点は生き抜く知恵
終章 繁栄と安定をめざした離陸
著者等紹介
ヴァルマ,パヴァン・K.[ヴァルマ,パヴァンK.][Varma,Pavan K.]
セント・ステファン大学(デリー)歴史科を首席で卒業後、デリー大学で法律を学ぶ。インド外務省員(モスクワ駐在)、国連大使(ニューヨーク駐在)、高等弁務官(キプロス駐在)を歴任し、その後ネルーセンター長(ロンドン)を経て、現在はIndian Council for Cultural Relations(インド文化関係評議会)のディレクターとして活躍中。インド大統領報道官、外務省公式スポークスマンなども務める
村田美子[ムラタヨシコ]
関西外国語大学助教授、神戸市外国語大学を卒業後、米国ジュニアタ大学で平和学を専攻。オハイオ州立大学博士課程後期単位取得退学。現在、関西外国語大学で異文化間コミュニケーション論を担当している。インドのアウトカーストの子供たちの教育支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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