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RIETI経済政策分析シリーズ
WTO体制下のセーフガード―実効性ある制度の構築に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492443118
  • NDC分類 678.1
  • Cコード C3033

内容説明

現行制度のほころびをどう改善していくか。セーフガード協定をめぐる近年の主要な論点を網羅し、法的観点から詳細かつ総合的に分析を行った、関係者必読の書。

目次

第1章 セーフガード制度の沿革、現状及び問題点
第2章 WTOにおける通商救済手段の比較分析
第3章 セーフガードにおける「国内産業」の画定基準―産品の同種性に基づく画定基準の批判的検討
第4章 セーフガード紛争における審査基準―「重大な損害」要件を中心として
第5章 セーフガード協定における因果関係要件―不帰責規則の分析と評価
第6章 セーフガードと地域貿易協定―域内不適用行為をめぐる法的問題
第7章 「実質的に等価値の譲許」の停止―セーフガード協定第8条のパラドックス
第8章 セーフガードと貿易調整支援政策の補完可能性―構造調整促進の観点から
第9章 対中国経過的セーフガード規定―一般セーフガードとの比較において

著者等紹介

荒木一郎[アラキイチロウ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授。1959年生。1983年東京大学法学部卒、1988年カリフォルニア大学バークレー校法科大学院修了(LL.M)、1994年埼玉大学大学院政策科学研究科(現・政策研究大学院大学)修士課程修了(政策科学修士)。1983年通商産業省(現・経済産業省)入省、通商政策局国際経済課ガット室課長補佐、WTO事務局法務部法務官、通商機構部公正貿易推進室長等を経て、2001年経済産業研究所研究調整ディレクター。2003年より現職

川瀬剛志[カワセツヨシ]
経済産業研究所研究員。1967年生。1990年慶応義塾大学法学部卒、1994年同大学院法学研究科博士課程中退(法学修士)、米ジョージタウン大学法科大学院修了(LL.M)。神戸商科大学商経学部(現・兵庫県立大学)助教授等を経て、2001年経済産業省通商機構部参事官補佐(任期付職員法による)。2003年より現職
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