出版社内容情報
世界経済における貿易・金融取引は、市場を巡る西欧文明、儒教文明、イスラム文明の戦いだ。日米欧中の激突のなかで、日本の産業競争力は勝つことができるかを分析。
内容説明
本書は経済のグローバル化がもたらす利益をめぐる日・米、米国・EU、米・中の衝突とその現実を検証し、「市場」と「文明」という二つのキーワードでその衝突の本質を究明するものである。
目次
序章 市場と文明のパワーゲーム―日本の産業競争力VS米国の市場独裁
第1部 日本の産業競争力VS米国の市場独裁―貿易摩擦と文明の境界線に迫った攻防
第2部 市場における米中の世紀を越える衝突
第3部 EU‐米国の「バナナ戦争」と東西貿易の栄光
第4部 21世紀:グローバル市場と文明の対話