内容説明
それぞれのIFRS規定が、どのような目的のために作成されたのか?IFRSに施された改訂は、どのような不都合を解消するためであったのか?IFRS移行企業必須、初度適用の仕組み及び基礎となる考え方を明確化。その他、「企業結合」「外国為替レート変動の影響」等につき豊富な設例・仕訳例で規定の文言の意味するところを丁寧に解説。
目次
第1章 概念フレームワーク(主な変更点の解説)
第2章 外国為替レート変動の影響(IAS第21号)
第3章 IFRSの初度適用(IFRS第1号)
第4章 企業結合(IFRS第3号)
第5章 連結財務諸表・個別財務諸表・共同支配の取決め・持分法及び他の企業への関与の開示(IFRS第10号、第11号、第12号、IAS第27号及び第28号)
著者等紹介
山田辰己[ヤマダタツミ]
1976年慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士。住友商事株式会社、中央青山監査法人、国際会計基準審議会(IASB)理事、有限責任あずさ監査法人パートナー(2018年6月まで)を経て、2015年9月から中央大学特任教授。2014年2月から国際統合報告評議会(IIRC)アンバサダー、同年10月から国際評価基準審議会(IVSC)評議員、2016年4月から公認会計士・監査審査会委員、2019年5月から株式会社乃村工藝社社外監査役。本書との関係では、1995年から2001年まで国際会計基準委員会(IASC)日本代表を務め、2001年から2011年までIASB理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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