出版社内容情報
「情報を的確に理解する」ために深く早く理解するノウハウをプロが教える。
内容説明
理解力の高さは成果に直結する!すぐに使える全技術。
目次
第1章 理解力に必要なアプローチ
第2章 ステップ1 「言葉」を理解する
第3章 ステップ2 「幹→枝→葉」で理解する
第4章 ステップ3 「クリティカル」に理解を深める
第5章 仕事で求められる10の理解
第6章 「理解」をアウトプットに活かす
著者等紹介
山口拓朗[ヤマグチタクロウ]
伝える力“話す・書く”研究所所長。山口拓朗ライティングサロン主宰。出版社で編集者・記者を務めたのち、2002年に独立。26年間で3600件以上の取材・執筆歴を誇る。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて、「1を聞いて10を知る理解力の育て方」「好意と信頼を獲得する伝え方の技術」「伝わる文章の書き方」などの実践的ノウハウを提供。中国、台湾、韓国など海外でも15冊以上が翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
18
理解力を高めるために読んでみた。2022/07/17
ロクシェ
15
5月20日(金)発売。実用書を事前に予約し、手元に届くのを楽しみに待つ。そんな経験をしたのは初めてかもしれない。著者が主張する"理解力"とは、「理解したつもり」という壁を乗り越えて、深みへと踏み込む力のこと。本書を手に取った動機は、3月に読んだ『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』の内容が良く、その兄弟(姉妹)本と聞き興味を持ったからだ。理解力を題材にした本は少ない。本のテーマとしては珍しい「理解力」を網羅的に学べる、振り返れるのが本書の魅力だと思う。理解力を高めるには「理解の箱」の種類を増やすことが大切。2022/05/24
まゆまゆ
13
「理解したつもり」という壁を乗り越えていくために必要な考え方のヒントを紹介していく内容。すべての行動は理解することから始まる。文脈から理解するための様々なアプローチは意識していきたい。常に認知バイアスを疑うのは疲れるけど、判断しなければいけないときには必要である。2022/07/27
vy na
11
本質を見抜くには”批判的思考”は必須。覚えておきたい内容は、自分が知っている興味のある内容(理解の箱)と結びつけておく。これで、物事を多面的に捉える事ができ、本質の理解に辿り着く。自分の頭で考える事が重要。2022/11/05
KEI
8
要するに理解の箱、脳内ライブラリーを増やすように言葉を受け取る、ということ。アウトプットとインプットの循環を回すことが重要だ、と自分なりに解釈した。要約したり、情報発信する中で曖昧な物事はきちんと調べておくことが重要だと学んだ。そうして得た知識を積極的に使うこと。そうすることで理解の箱が増えるのだ。また、"「よくわかっていない状態」というのが理解するためのチャンスである"との一言には勇気づけられた。まずは気付きが重要ということか。プレゼンの場でディスカッションの場で心がけたい。2022/11/30