目次
序章 日本経済はなぜ不振を続けるか
第1章 混迷する日本経済―平成大不況をどう見るか
第2章 三〇年代アメリカの大恐慌から何を学ぶか―平成大不況とアメリカの大恐慌の類似
第3章 グローバル化とナショナルエコノミーの安定―グローバル化にのみ込まれた日本の九〇年代
第4章 資産デフレが日本型資本主義を変える―金融・産業・財政に何をもたらすか
第5章 「戦略型資本主義」からの緊急提言―産業・金融両面の再生を目指す
第6章 「戦略型資本主義」の構築―二一世紀初頭の一〇年を日本繁栄の一〇年とするために
著者等紹介
渡辺喜美[ワタナベヨシミ]
1952年3月17日栃木県那須郡西那須野町生まれ。早稲田大学政治経済学部、中央大学法学部卒業。故渡辺美智雄秘書、通産相、外相秘書官を歴任。1996年初当選。現在、財務金融、法務委員。金融、景気、住宅ローン対策など私案を次々と発表。企画立案実現型政治家を目指す。サービサー法、特定調停法、定期借家権法などの提出者。アジア重視の議員外交を展開中。座右の銘はさまざまなミッチー語録。決断をせまられたときは「ミッチーだったらどう考えるか」と発想する。決断力、度胸、歯切れの良さは父親譲り。政治家を志したのは中学1年のとき、新人議員だった父親の話に、カミナリに撃たれたような衝撃を受けたのがきっかけ。プロ野球選手になることを断念し、父と同じ道を歩むことを決意。柔道部に入り、行商人であった父の苦労を知ろうと新聞配達を始める。「繁栄した国家や文明は数あれど繁栄し続けたものは一つもない」という父の言葉を肝に銘ず
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