出版社内容情報
「制度疲労」に陥った日本の経済・社会。旧い制度、規制、マンネリ思考を脱却し、２１世紀に世界のフロントランナーとして生き残るための、大胆・新鮮な改革提言。
目次
第１章 昭和恐慌の教訓
第２章 日本経済の潜在成長力
第３章 コスト条件の逆転と系列の崩壊
第４章 「緊密な官民関係」の経済学
第５章 メインバンク制の崩壊
第６章 企業家精神の発揚
第７章 思想的基盤としての「平等主義」
第８章 「情報革命」に乗り遅れた日本
終章 日本改革のアジェンダ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
2
中谷先生の本。やはりこの人のテキストもそうだが、本もよみやすくてよい。これは1996年に書かれた本であるが、なかなか的を射た本であると思う。ITの出遅れ、メインバンク制の出遅れなど、日本の現状でいまだ克服できてないところを示唆している。これの21世紀版をみたい。2012/08/23
