決断力 - 誰もが納得する結論の導き方

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader

決断力 - 誰もが納得する結論の導き方

  • 著者名:橋下徹
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2021/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569849775

ファイル: /

内容説明

●今の日本に足りないのは、誰もが納得する結論を導く決断力だ! ●どんな難題も迷わず決められる「決断の仕組み」とは? ●判断に悩むすべての人に役立つ橋下流・意思決定術を大公開! 38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長に就任し、4万8000人の長として、大阪府の財政再建や都構想住民投票実施など、絶対に実現不可能だと言われた難題を実行してきた橋下徹氏。その理由を、「どんなに正解がわからない問題であっても、組織やチームが納得できる決断をしてきたからだ」と語る。反対に、先の見えない状況に恐れをなして意思決定を先延ばしにすると、人や組織・チームの納得が得られず、何も実現できないと言う。本書では、先の見えない混迷の時代を生き抜く「橋下流・意思決定術」を解説。ポイントとなる「意思決定に至るまでのプロセス」から、リーダーが自分のチームで活かせる「決断の仕組み」の作り方まで大公開。日々、正解のわからない問題に挑み、悩むすべてのビジネスパーソン、必読の1冊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kou

33
「手続的正義」。まさに、この一言に尽きる。プロセスの大事さを痛感する一冊だった。2021/09/11

薦渕雅春

29
昨年7月の刊行、人気の様で図書館で半年間ほど待ち。〈はじめに〉で、〈今の日本に圧倒的に足りないのは「決断力」です。・・・「これが正解」という100%の確信が持てるまで情報を集めてから、決めようとする。しかし、この手法が通用するのは、「ある程度、正解のわかる」問題だけです。多くのリーダーが決断しなければならないのは、「正解がまったくわからない」問題です。〉〈おわりに〉で、〈本著では「絶対的な正解などわからない」ことを前提とした、実践的な意思決定の手法として「手続的正義」という考え方について述べてきました。〉2022/03/16

ぶう

25
絶対的な正解などないVUCAの時代。それでもリーダーは今ある手持ちの情報だけで決断をしていかなければならない。判断材料が出揃うまで先送りなど以ての外。そんな時に必要なのが「手続的正義」という考え方。本当に正しいかがそもそも分からないのであれば、正当性のあるプロセスを踏むことでその決断に対しての納得感を得られるというもの。法曹界ではよく知られた考え方であり、弁護士出身の橋下さんはこれを政治の世界に応用したと言える。これは政治家や経営者などリーダーとした決断をしていかなければならない人にとっては必須のスキル。2022/03/24

みねね

18
ビジネス新書は前書き→最終章→第1章〜で読む。大正解。内容は全体的に『手続的正義』に則って物事を進めれば決断可能、ということだった。自分のイメージだが学者の言説は後出しジャンケンみたいなもので、決断者(管理職等)はその場でするジャンケン。何が勝つ手(=絶対的正義)か分からない(だからこそ決断者まで回ってくる)場合に、どの手を出すか?この答えが『手続的正義』である。『手続的正義』とは、決断プロセスが正当で皆の納得できるものであれば、それを答えと暫定するもの。なるほど、ビジネスと学問は仲が悪いわけだ。2023/05/09

めがねざんまい

17
結果に至る過程・プロセスに正当性があるなら正しいとみなす手続的正義をベースに判断をする。反対意見にも耳を傾け意見をぶつけ合うというのはめちゃ共感。意見すら聞かれないと全く納得できない。著者の大阪市長時代の判断プロセスは具体的だしメッセージが伝わる。また個人的にはブレないことが正義だと思っていたが、状況が変われば見える世界や情報が変わるので前の判断が間違っていたのなら変えるべき、というのはやはり自分の凝り固まった観念を変えねばとつくづく思い知らされた一冊。身に染みるほど勉強になった。2022/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18223252
  • ご注意事項

最近チェックした商品