出版社内容情報
経済活動にリスクはつきもの。リスクを規制、保護、談合などで回避隠蔽するのではなく、開放体制・自由競争の下でリスクを適正に評価し対処する体制づくりを!
内容説明
リスクに挑むところに革新の芽が生まれる。行詰った技術開発、硬直化した金融システム。グローバル化に対応できない産業空洞化。日本が直面する新たなリスク管理とその可能性を探る。
目次
序章 不確実性とリスク
1章 顕在化する技術開発リスク
2章 金利リスクはどこが負担したか
3章 保険システムとしての終身雇用
4章 ストック経済化と新たなリスク管理
5章 多様化する家計のリスク
6章 リスク管理と政府の役割
7章 リスクへの挑戦