教養としてのマクロ経済学

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教養としてのマクロ経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492314692
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

アベノミクスの経済政策から地域経済の活性化策まで、日本経済のトピックスを「マクロ経済学」にもとづき解説した大人のための教養書

経済の長期停滞、人口減少、少子高齢化、・・・・
日本をとりまく厳しい現実は、経済学の言葉で語るとどんなふうに語れるのだろう。
そして、アベノミクスの経済政策は、どのようなリクツで、この厳しい現状から日本を立ち直らせようとしているのだろう。

断片的情報でいっぱいになってしまったアタマを、「経済学」という縦糸ですっきり読み解いてみよう。すると、今話題の成長戦略はどこに、どのような経路で効いてくるのか、こないのかが自分で判断できるようになる。

成功するか、失敗するか、というようなおおざっぱな議論ではなく、1つ1つの打つ手が、何を目的にしたものなのか、経済学的にはどのように読み解けるのか、を自分で考えるための手引きとなる本。

序章 アベノミクスの経済政策
第1章 バブル経済の発生と崩壊、そして「失われた二〇年」
第2章 金融制度の発展――自由化と危機
第3章 異次元緩和策と伝統的金融政策
第4章 金融市場の一般均衡分析――トービンの金融理論
第5章 金融市場と非対称情報――スティグリッツの金融理論
第6章 成長戦略とサプライサイド経済学
第7章 成長戦略と企業投資
第8章 コーポレート・ガバナンスとM&A
第9章 地域経済と中小企業の活性化
終章 グローバリゼーションとアベノミクス

【著者紹介】
藪下 史郎(ヤブシタ シロウ)
早稲田大学名誉教授
早稲田大学政治経済学術院名誉教授。1943年兵庫県生まれ、1966年東京大学経済学部卒業、1972年イェール大学Ph.D.取得後、東京都立大学(現・首都大学東京)、横浜国立大学を経て、1991年から早稲田大学政治経済学部教授、2014年3月退職。専門は応用マクロ経済学、金融論。イェール大学大学院在籍時にジェームズ・トービン、ジョセフ・E・スティグリッツらに師事。
主な著書に『金融システムと情報の理論』(東京大学出版会、1995年);『金融論』(ミネルヴァ書房、2009年);『貨幣金融制度と経済発展』(有斐閣、2001年);『非対称情報の経済学』(光文社新書、2002年);『中小企業金融入門(第2版)』(共編著、東洋経済新報社、2006年);『スティグリッツの経済学 「見えざる手」など存在しない』(東洋経済新報社、2013年)。訳書に『スティグリッツ 入門経済学(第4版)』(共訳、東洋経済新報社、2014年)などのスティグリッツの一連の経済学教科書のほか、『トービン 金融論』(共訳、東洋経済新報社、2003年)がある。

内容説明

経済の長期停滞、人口減少、少子高齢化といった日本をとりまく厳しい現実、そして、アベノミクスと呼ばれる政策パッケージから次々に繰り出されるさまざまな政策…これらは経済学の言葉で読み解くと、どんなふうに描けるのだろうか。刻々と変わる経済の状況を、そしてさまざまに繰り出される「政策」がどのような可能性を秘めているのかを、自分のアタマで考えるための、手引きとなる本。

目次

アベノミクスの経済政策
バブル経済の発生と崩壊、そして「失われた二〇年」
金融制度の発展―自由化と危機
異次元緩和策と伝統的金融政策
金融市場の一般均衡分析―トービンの金融理論
金融市場と非対称情報―スティグリッツの金融理論
成長戦略とサプライサイド経済学
成長戦略と企業投資
コーポレート・ガバナンスとM&A
地域経済と中小企業の活性化
グローバリゼーションとアベノミクス

著者等紹介

藪下史郎[ヤブシタシロウ]
早稲田大学政治経済学術院名誉教授。1943年兵庫県生まれ、1966年東京大学経済学部卒業、1972年イェール大学Ph.D.取得後、東京都立大学(現・首都大学東京)、横浜国立大学を経て、1991年から早稲田大学政治経済学部教授、2014年3月退職。専門は応用マクロ経済学、金融論。イェール大学大学院在籍時にジェームズ・トービン、ジョセフ・E・スティグリッツらに師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Francis

11
著者は著名な経済学者ジョセフ・スティグリッツ教授の経済学のテキストの訳者でもあり、スティグリッツ教授の理論の入門書も書いている。マクロ経済学のエッセンスが程よくまとめられており、特にトービン、スティグリッツ両教授の金融論の開設はとても面白かった。第7章以下はこれから日本が取り組まねばいけない経済の課題について述べられている。経済学を学んでいない人には少し難しいかもしれないが、頑張って読めば新聞の経済面がよりよく理解できるようになると思う。2017/09/28

まゆまゆ

4
1980年代から現代までの経済を振り返り時々の経済政策の考え方を紹介していく内容。なぜ失われた20年の期間中景気が回復しなかったのか。マクロ経済的にいえばデフレと金融システムの不安定化が原因といったところか。日本経済の成長のためには人々の意識改革が必要っていったい何年先になるのやら……2016/02/25

YJ

3
読みづらい。山一證券は倒産ってよりは自主廃業。2017/01/09

ゐたふ

2
前半部分は大学時代に学んだ内容の良い復習になった。本書がマクロ経済学の教科書と一線を画す点は、人口減少や地方経済圏の縮小など、現在日本が直面する問題へのソリューション提示に焦点が当てられている点ではなかろうか。第9章、終章の筆者の論調はまさに我が意を得たり。2017/02/25

Mikio Kitayama

0
経済学をきちんと学んだことないので、数式が並んでいる部分は割愛。それでもアベノミクスとしてやろうとしていることなど求められており、読んだ意味はあった。これが「教養」と言われると、自分の教養の不足を痛感。2016/11/14

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