出版社内容情報
CEA委員長、世銀チーフエコノミストなど、現場で政策問題に数多く携わった著者による、現実感覚抜群のテキスト。
内容説明
金融危機後、各国で採用されている最新の金融政策のアプローチをとりこみ、さらに「現実の政策」を読むのに最適な一冊に。
目次
第1部 マクロ経済学入門(マクロ経済学の課題;マクロ経済活動の測定;インフレーションとデフレーション)
第2部 完全雇用マクロモデル(完全雇用モデル;完全雇用下の財政;開放経済;経済成長と生産性;貨幣、物価水準と中央銀行)
第3部 マクロ経済変動(経済変動の理論;総支出と総所得;総需要とインフレーション;中央銀行と利子率;金融・財政政策)
第4部 グローバル・エコノミー(国際金融システム;開放マクロ経済と政府の政策;経済発展と移行経済)
第5部 新しいマクロ経済理論(インフレーションと失業;マクロ経済政策論争)
著者等紹介
スティグリッツ,ジョセフ・E.[スティグリッツ,ジョセフE.] [Stiglitz,Joseph E.]
コロンビア大学教授。イェール大学、オックスフォード大学、プリンストン大学、スタンフォード大学を経て、現在はコロンビア大学教授として経済学、国際関係、公共経済学等を教える。1979年、アメリカ経済学会が経済学に最も貢献した40歳以下の若手経済学者に与えるジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞し、2001年には「情報の経済学」を築きあげた貢献により、G.A.アカロフ、A.M.スペンスとともにノーベル経済学賞を受賞した。1993年から1997年にクリントン政権下の大統領経済諮問委員会(CEA)委員・委員長、また1997年から2000年に世界銀行上級副総裁兼チーフエコノミストを務めるなど、現実の政策問題の分析・解決にも積極的にかかわっている
ウォルシュ,カール・E.[ウォルシュ,カールE.] [Walsh,Carl E.]
カリフォルニア大学サンタクルツ校教授。プリンストン大学、オークランド大学(ニュージーランド)、スタンフォード大学を経て、現在はカリフォルニア大学サンタクルツ校で経済学の入門コースを教える。特に金融分野において数多くの貢献があり、大学院用テキストMonetary Theory and Policyの著者としても知られている。カリフォルニア大学の前にはサンフランシスコ連銀のシニアエコノミストであり、現在もサンフランシスコ連銀で客員研究員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Francis
Francis
Zing
逆丸カツハ
みみずばれ