要点解説 90分でわかる!ビジネスマンのための「世界の宗教」超入門

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要点解説 90分でわかる!ビジネスマンのための「世界の宗教」超入門

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  • サイズ B40判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492223321
  • NDC分類 160
  • Cコード C3036

出版社内容情報

宗教がわからなければ、仕事はうまくいかない。いまやビジネスの必修知識となった宗教についてコンパクトにまとまった最適な入門書。

企業のグローバル化が進んだ現在、文化や習慣の原点となっている宗教がわからなければ、けっして仕事はうまくいかない。本書は、いまやビジネスの必修知識となった宗教について、短時間で必要な知識を得るためにコンパクトにまとまった最適な入門書。

グローバル化がますます進むこれからの時代には、その国の宗教に関する基本的な常識を知ることによって、宗教に起因するトラブルを招かないように心がけることが必要になります。(中略)宗教の中には比較的最近生まれたものもありますが、世界宗教と呼ばれるものはどれも千年以上、あるいは二千年以上の歴史があります。それぞれの国に定着してから数百年以上経過している宗教の場合には、社会制度や文化、生活習慣と深く結び付いているのが普通です。日本人がごく当たり前のように初詣をしたり墓参りをしたりするように、神に祈ったり、教会に集まったりすることは特別な行動ではありません。宗教にどう関わるかは国ごと、社会ごと、あるいは民族ごとに異なりますが、それぞれの人々にとってはそれがごく自然な行為なのです。まずこの点に気付くことが、世界の宗教文化を理解する上での出発点になります。(本文より)

第1章 【グローバル化と宗教】なぜ、いまビジネスで宗教知識が必要なのか?
第2章 【日本の宗教】自分たちの宗教のこと、きちんと知っていますか?
第3章 【ユダヤ教】世界に離散した民族が守っている戒律
第4章 【カトリック&オーソドックス】国を超えるキリスト教 国ごとにまとまるキリスト教
第5章 【プロテスタント】さまざまに分かれ、独特の教えの教派も出現
第6章 【イスラム】戒律に従って暮らすとは、どういうことか
第7章 【インドの宗教文化】多彩な信仰が織りなす他文化社会の混沌と秩序
第8章 【上座仏教】日本の仏教とどこが大きく異なるのか?
第9章 【東アジアの宗教】意外と知らない中国や韓国の宗教文化

【著者紹介】
井上 順孝(イノウエ ノブタカ)
国學院大学 神道文化学部教授
1948年鹿児島県生まれ。東京大学文学部を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学助手、国学院大学講師などを務めるかたわら、近代の宗教運動の比較研究などに携わり、1992年『教派神道の形成』(弘文堂)により博士号を取得。専門は宗教社会学。現在国学院大学神道文化学部教授ならびに同大学日本文化研究所所長。

内容説明

なぜ、いまビジネスで宗教知識が必要なのか?それぞれの宗教の成り立ちや基本の教え、タブーに至るまで、この1冊ですべてがわかる!

目次

第1章 なぜ、いまビジネスで宗教知識が必要なのか?―グローバル化と宗教
第2章 自分たちの宗教のこときちんと知っていますか?―日本の宗教
第3章 世界に離散した民族が守っている戒律―ユダヤ教
第4章 国を超えるキリスト教 国ごとにまとまるキリスト教―カトリック&オーソドックス
第5章 さまざまに分かれ、独特な教えの教派も出現―プロテスタント
第6章 戒律に従って暮らすとは、どういうことか―イスラム
第7章 多彩な信仰が織りなす多文化社会の混沌と秩序―インドの宗教文化
第8章 日本の仏教とどこが大きく異なるのか?―上座仏教
第9章 意外と知らない中国や韓国の宗教文化―東アジアの宗教

著者等紹介

井上順孝[イノウエノブタカ]
國學院大学神道文化学部教授。1971年東京大学文学部卒業、1974年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、博士(宗教学)。専門は宗教社会学。1974年東京大学文学部助手、1982年國學院大学日本文化研究所講師、同教授を経て、2002年より現職。1998年(公財)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター長、2011年日本宗教学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べっち

17
★★自分の求めていた本ではなかった(*_*)ビジネスマンのためのと書いてあるのでその宗教が盛んな地域で働く人向けの本。細かいところまで言及しているが解説が浅く、疑問を解消できない点が多々あった。他の宗教関連の本を読んで知識を深めたいと思う。 でも、イスラム教徒が一番多い国はインドネシアというのには驚き。比率は中東が高くてもそもそもの人口が少ない。数字には気をつけないといけないなと改めて感じた。2015/01/16

vinlandmbit

17
インドでの業務研修において、避けて通れない宗教に関して、一冊基本から触れられる世界の宗教本として購入。その名の通り比較的短時間でキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、東アジア仏教、その他諸々のポイントを抑える事が出来ました。あとはこれを切り口に各々の宗教を渡航先やビジネスパートナーの宗教信仰に合わせて、特化した書籍を読んで深めていく形かと。多様性の一歩は知ることから。2014/10/26

白義

10
ある意味宗教というものにとりわけ気を配らなきゃいけないビジネスマンのために書かれただけあってポイントが絞ってある。過不足のなく、かつ広い記述でそれぞれの宗教の基礎知識と、社会常識上配慮すべき点を的確に教えてくれる実用的な入門書だ。カトリックとプロテスタントを別枠にするのは当然として、オーソドックス(ギリシャ正教)も紹介されているのが意外な目配り。また、インド、中国、韓国など、日本の企業人が関わりを持ちやすい国についてはその宗教事情も解説し、より手堅く補強している。読みやすさも抜群だ2014/10/16

rockuntilyoudrop

1
改めて宗教全体の概念を把握したく再読。日本人の宗教観から各宗教の特徴までを網羅した入門書としては最適な一冊。グローバルに働くビジネスマンとしての各宗教に対する注意点も随所に散りばめられている2016/02/22

buaabu

1
●日本で生活している限り、宗教についてそれほど関心を払わなくても、特に困るといったことはほとんどないが、国によってはそうはいかない。グローバル化がますます進むこれからの時代には、その国の宗教に関する基本的な常識を知ることによって、宗教に起因するトラブルを招かないように心がけることが必要となる。 ●宗教とどう関わるかは国ごと、社会ごと、あるいは民族ごとに異なるが、それぞれの人々にとってはそれがごく自然な行為。まずこの点に気づくことが、世界の宗教文化を理解する上での出発点になる。2015/09/04

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