出版社内容情報
だるまちゃんシリーズ2作目が大型絵本に。かみなりちゃんと親しくなっただるまちゃんは、雷の国に案内され、楽しく過ごします。雨の日にだるまちゃんが、傘をさして出かけようとしたら、丸い変なものと一緒にかみなりちゃんが落ちてきました。木に引っかかった丸いものを取ってほしいと頼まれただるまちゃん。あれこれ手を尽くしますが、丸いものが取れるどころか、自分の傘まで木に引っかかってしまいました。べそをかく二人の前に登場したのは、雲に乗ったかみなりどん。丸いものも傘も取ってくれたうえに、だるまちゃんを雷の国に連れて行ってくれました。
加古里子[カコサトシ]
加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事する。作品に「だるまちゃん」シリーズ、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マリョーシカちゃん』『はははのはなし』『あなたのいえ わたしのいえ』『海』『地球』『宇宙』『人間』『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』(以上福音館書店)「からすのパンやさん」シリーズ(偕成社)など600冊にのぼる児童書のほか、『加古里子 絵本への道』(福音館書店)『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。福井県越前市に「かこさとし ふるさと絵本館 ?(らく)」がある。工学博士。技術士。神奈川県在住。