ゲーム理論アプリケーションブック

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492314401
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

出版社内容情報

経済学・ 政治学・法学・社会学・行政など幅広い分野にゲーム理論を応用。問題を解くためのアプローチを学ぶための中級テキスト。

本書では、ゲーム理論の具体的な応用方法を丁寧に解説しています。ゲーム理論を環境、特許、道徳・哲学、制度設計などのさまざまな具体的状況に応用する方法を解説。非協力ゲームのみならず、協力ゲーム、シミュレーション、ゲーム実験など多岐にわたる内容から構成されるテキストです。
想定されている読者層はゲーム理論の入門的な講義の受講を終了し、その応用を試みていこうとする方を主としています。しかしながら、ゲーム理論初学者にも取り組みやすいように、基本事項に関する定義の解説やまとめなども備え、できる限り他のテキストなどを参照せずとも読み進むことができるようにしました。その一方、十分にゲーム理論を修得した大学の3、4年生や大学院初級の方にも、ゲーム理論の応用として最近注目されている興味深いテーマを提供しています。
具体的名構成は下記のとおりです。
第1章では環境問題、第2章は特許とライセンスの問題、第3章は公共財の費用分担問題が扱われる。そこでは、協力ゲームと非協力ゲームの両方を含めたハイブリッドなモデルを用いた応用が紹介される。
第4章と第5章は、権利や規範に対するゲーム理論によるアプローチである。
第6章と第7章では、制度を取り扱ったゲーム実験が紹介される。
第8章は水資源配分の問題に関する国際間の協調の問題を取り扱っている。
第9章、第10章はシミュレーション分析である。第9章では気候変動のガバナンスに関するゲーム分析、第10章では少数派が勝利するゲームを分析する。
第11章は、計算機理論とゲーム理論の関わりを示す。

はじめに
第1章 共有地の悲劇のゲーム理論分析--分割関数形ゲームによるアプローチ
第2章 特許ライセンスのゲーム理論
第3章 多数決による公共財費用分担の決定--地方公共財の共同運営
第4章 自由主義的権利のゲーム分析
第5章 ゲーム理論と道徳哲学--フェアプレイゲームを中心に
第6章 公共プロジェクトのメカニズムデザイン
第7章 制度変容に対する実験ゲームアプローチ--実験社会心理学の観点から
第8章 国際河川における水資源配分--国際間の非協調と協調
第9章 マルチエージェントモデルによる気候変動ガバナンスへのアプローチ
第10章 少数派ゲーム--参加者の能力の分布が社会全体の効率に与える影響
第11章 計算論の初歩とゲームへの応用
用語集
索引

【著者紹介】
船木 由喜彦(フナキ ユキヒコ)早稲田大学政治経済学術院教授

内容説明

ゲーム理論を環境、特許、道徳・哲学、制度設計などのさまざまな具体的状況に応用する方法を解説。非協力ゲームのみならず、協力ゲーム、シミュレーション、ゲーム実験など多岐にわたる内容から構成されるテキスト。

目次

第1章 共有地の悲劇のゲーム理論分析―分割関数形ゲームによるアプローチ
第2章 特許ライセンスのゲーム理論
第3章 多数決による公共財費用分担の決定―地方公共財の共同運営
第4章 自由主義的権利のゲーム分析
第5章 ゲーム理論と道徳哲学―フェアプレイゲームを中心に
第6章 公共プロジェクトのメカニズムデザイン
第7章 制度変容に対する実験ゲームアプローチ―実験社会心理学の観点から
第8章 国際河川における水資源配分―国際間の非協調と協調
第9章 マルチエージェントモデルによる気候変動ガバナンスへのアプローチ
第10章 少数派ゲーム―参加者の能力の分布が社会全体の効率に与える影響
第11章 計算論の初歩とゲームへの応用

著者等紹介

船木由喜彦[フナキユキヒコ]
所属:早稲田大学政治経済学術院教授。学位:理学博士(東京工業大学)

武藤滋夫[ムトウシゲオ]
所属:東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。学位:Ph.D.(Operations Research,Cornell University)、理学博士(東京工業大学)

中山幹夫[ナカヤマミキオ]
所属:慶應義塾大学名誉教授、流通経済大学経済学部教授。学位:理学博士(東京工業大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デコボコ

1
マルチエージェントモデルについての9章目当て。2016/02/20

0
面白いネタ多く、基本モデルがあるため、構造を理解しやすい。特許のライセンスゲームは非協力と協力に分けてライセンス料を決定するモデルが書かれており、武藤先生の論文で読んだものと似ている。長久先生のフェアプレイ均衡は一度元論文を読んでみようと思う。数式も難しいものはないので読みやすいが読み応えがある。内容が中山先生の協力ゲームと被るのは致し方ないところではある。2014/12/17

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