出版社内容情報
『マネーの進化史』などで知られるハーバード大の気鋭の歴史学者が、『国富論』などの古典から洞察を得て、現代の難問を解き明かす。
イギリス公共放送BBCが年に1人、当代最高の識者を招聘し
オンエアする「リースレクチャー」を書籍化。
いま最もすぐれた知性と目されるハーバード大歴史学教授が示す
「先進国の未来像」。
なぜ豊かな国が貧困へと逆戻りするのか?
アダム・スミスの『国富論』やダグラス・ノースの制度論からひらめきを得て、
本書は書かれた。バーナード・マンデヴィル、エドマンド・バークから、
ジャレド・ダイアモンド、ポール・クルーグマン、ナシーム・タレブに至るまで、
新旧の知識人たちの主張を自在に参照しながら、「西洋の衰退」の本質に迫る。
序 章 なぜ西洋は衰退したのか
第1章 ヒトの巣:民主主義の赤字
第2章 弱肉強食の経済:金融規制の脆弱さ
第3章 法の風景:法律家による支配
第4章 市民社会と非市民社会
結 論 大いなる衰退論からの示唆
【著者紹介】
ニーアル ファーガソン
ハーバード大学歴史学教授
1964年、イギリス、スコットランドのグラスゴー生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジ卒業。イギリスで最も著名な歴史学者の一人。邦訳書に『文明――西洋が覇権をとれた6つの真因』(勁草書房、2012年)、『マネーの進化史』(早川書房、2009年)、『憎悪の世紀――なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか』(早川書房、2007年)。
内容説明
すばらしくもヤバすぎるこの衰退。イギリス公共放送BBCが年に1人、当代最高の識者を招聘しオンエアする「リースレクチャー」を書籍化。「いま最もすぐれた知性」と目されるハーバード大歴史学教授が示す「先進国の未来像」。
目次
序章 なぜ西洋は衰退したのか
第1章 ヒトの巣―民主主義の赤字
第2章 弱肉強食の経済―金融規制の脆弱さ
第3章 法の風景―法律家による支配
第4章 市民社会と非市民社会
結論 大いなる衰退論からの示唆
著者等紹介
ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
ハーバード大学歴史学教授。1964年イギリス・グラスゴー生まれ。オックスフォード大学卒業。ケンブリッジ大学講師、オックスフォード大学教授を経て現職。スタンフォード大学フーバー研究所シニアフェロー、オックスフォード大学ジーザスカレッジシニアリサーチフェローも兼務する。経済・金融史の専門家として、数多くの書籍を出版。新聞・雑誌へも精力的に寄稿している。『マネーの進化史』(邦訳早川書房)も世界的に読まれ、そのテレビ番組版は2009年のエミー賞を受賞した(ベストドキュメンタリー部門)
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。東京都生まれ。京都大学経済学部卒業。大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学ハートフォードカレッジにて修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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