山崎正和の遺言

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電書あり

山崎正和の遺言

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492223994
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C3036

出版社内容情報

昨年8月逝去した日本を代表する知性・山崎正和氏へのロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝

内容説明

『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家・批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。時代背景を複眼的にとらえつつ、「戦後最大の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。

目次

序章 戦後の何に憂い、仕掛けたのか
第1章 「柔らかい社会」の到来
第2章 文化財団の設立前夜
第3章 「知」の舞台づくり
第4章 言論界の構造改革
第5章 文化が地域をつくる
第6章 躍動する「知」のリーダー
第7章 究極の到達点「社交」
第8章 内外に「知の場」の創設
終章 人生の「リズム」

著者等紹介

片山修[カタヤマオサム]
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

93
山崎先生というと、重厚な文明論に感動しつつも、一方で、自民党政権のブレーンやフリードマン教授との交友などに戸惑いを覚えていたものだが、そのモヤモヤがこの一冊で全て吹き飛ぶ見事な評伝である。サントリー文化財団での活動が記述の中心だが、早い段階から「アカデミズムのタコツボ化」「アカデミーとジャーナリズムの分裂」「地域文化の衰退」に危機感を覚えて行動されてきた慧眼は鋭い。「私は書いたもので判断する。しゃべるのがうまいというので選ぶと間違うんですよ」として厳しくも温かく若者たちを育てた名伯楽は、大阪の誇りだった。2021/09/23

Kengo Nagahashi

1
 ある人物の生き様を描き出し、そこからメッセージを引き出す、これを評伝とするなら、本書は成功していると思う。山崎正和の生き様を描き出し、そこから、モーレツからビューティフル、いまの時代は悪くないじゃないか、そんなメッセージが伝わりました。2021/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17951678
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。