内容説明
１９２７年の「南昌起義」を建軍記念日とする中国人民解放軍は、幾多の戦争を経験し、今まさに近代的な武力集団へと変質を遂げる転換点にさしかかろうとしている。
目次
第１部 基礎から知る、中国と中国軍（中国ってどんな国？；人民解放軍と中国共産党；世界最大の兵員数！！―中国陸軍；近海型から外洋型へ―中国海軍；「国土防空」から「攻撃・防御兼備」へ―中国空軍 ほか）
第２部 最新ニュースがわかる！その真相（「量」から「質」へ 兵員を削減する中国；輸入から輸出へ 活発化する中国の兵器貿易；目的は覇権の拡大？諸外国との軍事交流；中国の少数民族―民族対立と独立運動；中国国内のテロ対策 ほか）
著者等紹介
宇佐美暁［ウサミサトシ］
１９９１年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、１９９３年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修了。現在、（株）三菱総合研究所海外事業推進センター国際戦略研究グループ外交・安全保障戦略研究チームリーダー・主任研究員として、わが国の外交・防衛政策立案、テロ・組織犯罪対策構築、法・制度改正にともなう海外法規・条例分析などに従事する傍ら、香港理工大学特別研究員、敬愛大学非常勤講師、防衛庁統合幕僚学校講師、外務省中国課外務事務官などに従事した際に築いた産官学にまたがる広範な人脈と知見をもとに、具体的な解決解を提言できる専門家として活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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