出版社内容情報
初学者でも読めばわかる、金融テキストの決定版の2023年最新改訂版です。
日本の金融業の現状、金融をめぐる制度、戦後の金融の歴史をバランスよく解説している点が特色。ウクライナとコロナ、二つのショックが金融に与えた影響や、東京証券取引所の市場再編、フィンテック、デジタル通貨、ブロックチェーンなど、最新の動向についてもくわしく解説しています。
数式はまったく出てこないので、数学が苦手で金融理論の勉強をあきらめた読者でも、最後まで難なく読み通すことができます。数学が苦手な学生を対象とした講義で、非常に使いやすいテキストです。
内容説明
初めて金融を学ぶならまずはこの一冊から。ウクライナとコロナ、二つのショックで世界の金融は大きく動いた。最新の内外情勢を踏まえた2023年改訂版。
目次
第1部 金融の基礎的理解(金融とはどういうことか;金融業務の主な内容;各種の金融機関;金融市場と金利)
第2部 金融の包括的構造(資金循環の構造;企業金融と個人向け金融;決済システム)
第3部 金融革新の進展(金融のデジタル化とフィンテック;仮想通貨とブロックチェーン;新たな金融手法―デリバティブと証券化)
第4部 金融政策とプルーデンス政策(金融政策;プルーデンス政策)
第5部 国際金融の俯瞰(国際収支の仕組みと動向;外国為替市場と外国為替相場;国際金融と国際通貨)
著者等紹介
中島真志[ナカジママサシ]
1958年高知県に生まれる。現在、麗澤大学経済学部教授。早稲田大学非常勤講師。博士(経済学)
島村〓嘉[シマムラタカヨシ]
1932年群馬県に生まれる。55年日本銀行入行、国庫局長、審議役を経て、防衛大学校教授、中央大学総合政策学部教授、麗澤大学国際経済学部客員教授、中央大学政策文化総合研究所客員研究員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。