出版社内容情報
バランス・スコアカードは財務指標のみに偏らない、多面的な指標を基に経営を行うためのツール。本書はその基礎的なしくみから実例までをわかりやすく図解する。
内容説明
本書では、バランス・スコアカードを経営管理の仕組みとして導入している、または導入を検討している日本企業の、経営者、経営企画や財務・人事などの本社スタッフ、事業部門長や各業務のリーダー、社員の皆さんをはじめとするビジネスパーソンを対象に、バランス・スコアカードの基本的な考え方、作成方法、具体的指標、導入・活用の留意点を解説する。導入・実践している企業の事例から学ぶことも多いと考え、バランス・スコアカードを設計・導入している日本企業の事例や、キャプランとノートンの近著で紹介されている導入事例、新聞や雑誌に取り上げられている指標の例も紹介する。
目次
第1部 バランス・スコアカード入門(バランス・スコアカードとは;バランス・スコアカードが注目される背景)
第2部 4つの視点(財務の視点;顧客の視点;業務プロセスの視点;学習と成長の視点)
第3部 運用の実際(バランス・スコアカードと経営管理;バランス・スコアカード設計・導入のアプローチ;バランス・スコアカード設計・導入の実際)
著者等紹介
松永達也[マツナガタツヤ]
PwCコンサルティング株式会社執行役員、パートナー。昭和38年生まれ。メーカーにて新規事業開発に携わった後、慶応義塾大学大学院経営管理研究科にてMBAを取得。現在は、公共/サービス・インダストリー事業部にて戦略コンサルティング・サービスを担当。事業戦略策定から、戦略を実現する人事・組織変革まで、経営者の視点から、クライアントの業績向上を支援している
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