角川文庫<br> 無印失恋物語

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角川文庫
無印失恋物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041717059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

実はマザコンだったり、占いのドツボにはまったり、文句たれに嫌気がさしたり、言われ放題のイイナリ君に反撃されたり、近所のおばさんの噂話に泣かされたり。無難な恋と思っていたのに、破局が突然やってきた。言いつくせない無念さと解放感が新たな恋へとかりたてる。明るいハートブレイク・ストーリー12話。

目次

自信
気合
期待
無言
強気
相性
禁句
文句
不幸
親切
恐怖
逆襲

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほのぼの

40
無印シリーズ。『失恋物語』だから悲しい話かと思ったのに、いきなり笑った。12話の短編集。振られる話もあれば振る話もあり、そもそも「それは恋愛なのか?」というパターンもあって、多種多様な失恋物語だった。悲しい話がひとつも無かったのが良かった。この勢いで『無印不倫物語』も読んでみようと思う。2024/07/25

星落秋風五丈原

23
実はマザコンだったり、占いのドツボにはまったり、文句たれに嫌気がさしたり、言われ放題のイイナリ君に反撃されたり、近所のおばさんの噂話に泣かされたり。無難な恋と思っていたのに、破局が突然やってきた。言いつくせない無念さと解放感が新たな恋へとかりたてる。明るいハートブレイク・ストーリー12話。2005/10/18

merry

13
人の恋はどこか滑稽。でも自分の事になるとどうしようもなくなってしまう。女性たちの失恋にまつわる12の短編集。身につまされるものから、笑えるものまで幅広く楽しめた。2014/01/29

Eriko M

12
失恋物語だけど、悲壮感はなくて、なんかほほえましい。失恋で落ち込んでるときに読んだら、そんな気にしなくていいのかな?って元気がでそう。 ★★★☆☆2018/01/17

青豆

5
無印シリーズ第三弾。今回のテーマは「失恋」恋の終わりの哀しさでなく、相手への情熱が失せて恋じゃなくなった瞬間をユーモアたっぷりに描いている。群ようこさんは何だかんだ言って憎めない女の子を書くのが巧い。2014/01/27

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