出版社内容情報
【累計20万部突破! 人気シリーズ最新刊が登場】
「あなたの父を殺しました!」
お竜が背負った「過酷な運命」とは!
表の顔は腕の良い職人、裏の顔は悪党を地獄へ案内する武芸の遣い手。時代小説界のニューヒロイン「仕立屋お竜」
お竜が、始末した用心棒は、ある一言を言い残してこの世を去った。
「せがれを頼む」
息子の救出を託されたお竜は、相棒の勝之助ともに、誘拐した一味を突き止め、少年を助け出す。
武芸の師・北条佐兵衛の浪宅に匿われた少年は、「父に関わった悪党の正体」を自ら探ろうと、危険な行動に出てしまって……。
お竜と孤独な少年の心の交流が胸を熱くする傑作時代小説!
【目次】
内容説明
「せがれを頼む」その“悪党”は死の間際に呟いた。自らが始末した男から息子の救出を託されたお竜は、相棒の勝之助とともに誘拐一味を突き止め、少年を助け出す。師・北条佐兵衛の浪宅に匿った少年は「父に関わる悪党の正体」を自ら探ろうと危険な行動にでるのだが…。お竜と孤独な少年の交流が胸を熱くする時代小説第八弾。
著者等紹介
岡本さとる[オカモトサトル]
1961年大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。92年に松竹を退社。フリーとなり「水戸黄門」「必殺仕事人」「雲霧仁左衛門」などのテレビ時代劇の脚本、商業演劇、伝統芸能、音楽劇など多くの舞台の脚本・演出を手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー。23年、第12回日本歴史時代作家協会賞(文庫書き下ろしシリーズ賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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タイ子
真理そら