出版社内容情報
ビジネスマン向け兵法入門書としては画期的な、一流コンサルタントと有名歴史家の共同執筆書。経営直結の兵法のエッセンスがひとめで理解でき、身に付く。
内容説明
孫子、クラウゼビッツ…コトラー、ポーター。兵法の叡智と最新の経営戦略を有機的に融合(フュージョン)した究極の兵法経営書。
目次
序章 時代を超えて語り継がれる戦略
1章 戦略の定石
2章 戦略の知識体系
3章 競争優位の戦略
4章 競争回避の戦略
5章 資源集中と戦略
6章 組織力とマネジメント
著者等紹介
西村克己[ニシムラカツミ]
株式会社日本総合研究所研究事業本部、主任研究員。経営コンサルタント。ITコーディネータ。1982年、東京工業大学経営工学科大学院修士課程修了。同年、富士写真フイルム株式会社に入社し、経営効率化推進室に配属。1990年に現職に就き、経営戦略、IT戦略、経営革新、業務改革、経営工学、プロジェクトマネジメント、マネジメント研修などを専門分野とする
武田鏡村[タケダキョウソン]
作家、歴史家、日本歴史宗教研究所所長。「歴史に学ぶリーダーの条件」「戦国武将の戦略展望」などの講演を全国の自治体の上級職研修、企業幹部研修などにおいて行う。雑誌などでも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaede0914
2
経営コンサルタントの西村氏が、企業経営戦略論を説明し、そのテーマに近しい孫子や日本の戦国時代の事例を武田氏が取り上げて解説している。兵士と会社員という立場の違いはあれど、組織が戦いに勝つためにはどうすれば良いかというテーマで見事に連携していると感じた。 コンサルタントが歴史に興味を持つ、または歴史好きが会社というものに興味を持つための架け橋となる入門書。2021/02/06
tak
1
『普遍』に軸足をおき、図解解説に成功した良書。著者二人の他書にも期待したくなる。2011/01/01