出版社内容情報
企業財務の基本からキャッシュフロー時代の最先端財務戦略まで、ケーススタディを交え体系的に図解。MBAレベルのファイナンス手法が身につく斬新なテキスト
内容説明
本書は、まず第1部で、ファイナンスの基本を、投資活動、営業活動、ならびに資金調達活動に関係した意思決定という3つの視点から、ファイナンシャル・マネジメントの全体像の理解をはかったうえで、ファイナンスと会計の違い、ファイナンシャル・マネージャーの役割について解説する。次に、第2部で、キャッシュフローと財務諸表の関係を検討したうえで、1年以内にキャッシュに代わる資産(運転資本)と、中・長期間キャッシュのコミットメントが求められる固定資産のマネジメントについて解説する。最後に、第3部でキャッシュフローによる意思決定のコンセプトとプロセスを、貨幣の時間的価値概念をベースに説明したうえで、株主価値、企業価値創出の手法をキャッシュフローの予測、プロジェクトの分析と評価、資本コストとキャピタル・バジェティングといった視点から解説する。
目次
第1部 ファイナンスのしくみ(ファイナンスの基本;ファイナンスと会計の違いを理解する;ファイナンシャル・マネージャーの役割)
第2部 キャッシュフロー・マネジメント(キャッシュフローと財務諸表;運転資本のマネジメント;キャピタル・バジェティングの基本;連結キャッシュフロー・マネジメントの課題)
第3部 キャッシュフローによる意思決定(キャッシュフローによる意思決定のコンセプトとプロセス;キャッシュフローの予測とプロジェクトの分析・評価;資本コストの考え方;キャピタル・バジェティング手法の応用)