内容説明
半導体・次世代自動車向け新素材から環境エネルギー向け先端素材開発まで、素材王国ニッポンの強さの秘密が一気にわかる。主要企業の最新動向を徹底解説。
目次
序章 世界最強のニッポンの素材力、売上規模6兆円弱の電子材料業界
第1章 次世代自動車の新素材が続々登場
第2章 半導体材料はナノレベル突入で新技術
第3章 エレクトロニクス材料ガスはニッポン主導で先端性勝負
第4章 環境エネルギーは素材技術が鍵を握る
第5章 素材産業をめぐる最新トピックス
第6章 “特別ルポルタージュ”新素材にかける各社の取り組みを追う
著者等紹介
泉谷渉[イズミヤワタル]
株式会社産業タイムズ社代表取締役社長兼編集局長/半導体産業新聞特別編集委員。神奈川県横浜市出身、中央大学法学部政治学科卒業。1977年産業タイムズ社に入社、1991年に半導体産業新聞を発刊し、編集長に就任。現役最古参の半導体記者としてキャリア33年を誇る。日本半導体ベンチャー協会理事としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
46
テレビやスマホ等、末端のデバイスは林檎の会社や、韓国系の会社にすっかり負けてしまった日本のメーカー。ですが、それを支えている機能性の素材はまだまだ日系企業が頑張っている。A社のあの技術、B社のあの素材が無ければスマホは一台も作れない、なんていうのもあるし。日系メーカー数社でシェア100%なんていう素材も多い。「1秒でわかる」というタイトル通り、中身は本当にさわりだけでちょっと知っている人にはまったく物足りない。大学3年生はそろそろ就活を考え始める時期。素材メーカーに興味のある就活生が読むといいかも。★★★2013/11/05
yodapone36
1
素材業界で世界シェアを獲る日本企業がまだまだ多い理由は、いったい何だろう?最終製品のメーカーに比べて、素材への参入は技術的に難しいのかも。何であれ、技術者の熱意がビジネスの競争力に繋がるような業界であって欲しいものです。ところでこの本は2011年の出版で、一部情報が古いことに注意したい。既に倒産した会社、売却された事業があり、もっと先へ進んだ技術もあり。時代の流れ、速いです。。2016/01/30
コニー
0
1秒では分からない。あと、この手の本は消費期限が早い。2016/12/08
NEETもどき
0
投資家や就活生が読むと良いかも。2013/02/13