出版社内容情報
【目次】
【下巻目次】
第5章 占領・民主化・復興
第6章 「もはや戦後ではない」
第7章 成長を通じての変貌
第8章 「大国化」と「国際化」
むすび
解 説 保阪正康
内容説明
戦後80年。いま、「昭和」を語るなら読まねばならない不朽の名著。武装を好まぬ「経済大国」はいかに育まれ、ピークを迎えたのか。敗戦後の息詰まる外交、めざましい経済復興。国際化の中で兆した衰退の萌芽。
目次
第五章 占領・民主化・復興(占領の開始;戦後の政治と社会;戦後復興と占領政策の転換;朝鮮戦争とサンフランシスコ講和)
第六章 「もはや戦後ではない」(吉田内閣の倒壊;一九五〇年代前半の経済と社会;一九五五年体制の成立;第二党としての社会党;高度成長の出発;所得倍増)
第七章 成長を通じての変貌(池田内閣後期;佐藤の政治;日常化した成長;成長への反抗;ナショナリズムの変容と復活;高度成長の終焉)
第八章 「大国化」と「国際化」(世界のなかの日本;自民党の内紛;石油危機後の経済過程;第二次石油危機と財政再建;石油危機以後の社会;プラザ合意以後;戦争史をふりかえって)
むすび―昭和の時代
著者等紹介
中村〓英[ナカムラタカフサ]
1925年、東京に生まれる。1952年、東京大学経済学部卒業。東京大学教授、お茶の水女子大学教授、東洋英和女学院大学教授を歴任、東京大学名誉教授。2013年死去。本書で1993年大佛次郎賞を、その英訳版で2004年日本学士院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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