鬼平がよみがえる―時代の魁・長谷川平蔵

鬼平がよみがえる―時代の魁・長谷川平蔵

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492061145
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸の火附盗賊改・長谷川平蔵の人気は高いが、捕物だけでなく、無宿人のために石川島に人足寄場を作るなど、改革者としても傑出しており、その実像を紹介する。

内容説明

実在の平蔵は、火盗改として、凶悪犯を一網打尽、失業対策として、人足寄場を創設した歴史的英雄である。鬼平は身銭を切って情報を買った。21世紀は、自営型人間を求めている。鬼平は、努力して気配りした。鬼平は、オトリを使って犯人を逮捕し、銭相場を操って、寄場の運営費に充てた。鬼平は、世俗を超えて、使命感で働いた。かくして、鬼平は、リストラの嵐の中で復活する。

目次

1 鬼平の時代
2 火附盗賊改
3 妖盗葵小僧
4 人足寄場
5 外国の犯科帳
6 冷遇された平蔵
7 鬼平がよみがえる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

2
鬼平ファンによる「労働政策的視点」からの長谷川平蔵分析本。事績と合わせて、外国の探偵事例とも比較しているところは新味。平蔵に関する文献は限られているため、どうしても解釈が主観的になりやすいということはあるが、資料を突き合わせて検証するというよりも「ひいきの引き倒し」に近い記述も多い。ワッピーも鬼平ファンですからあまり気にはしませんけれども。2014/03/29

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