出版社内容情報
浅野財閥の創業者・浅野総一郎は破れてもひるまず新分野に挑戦し続け、渋沢栄一や安田善次郎の心をつかむ。総一郎のエネルギッシュな活動と新興財閥の内実を描く。
内容説明
本書は、浅野総一郎とその一族の物語である。夜逃げ同然で故郷を離れ、東京へ出、また不況の1920年代、関連会社の業績不振で悩み、生涯に100を越える会社と関連をもった文字通りの事業王、明治時代のベンチャーに関する最初の研究書である。
目次
第1章 三つ子の魂
第2章 修業
第3章 事業狂
第4章 財閥の形成
第5章 不況下の苦闘
第6章 関連会社の整理・統合
第7章 浅野財閥の再編成
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