寂しい生活

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寂しい生活

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492046128
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

アフロの自由人・稲垣えみ子が語りかけるように描く、『魂の退社』に続く第2弾!

会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち・・・・。
それがどーした!

『魂の退社』は「退社」をメインにした内容だったが、今回の『寂しい生活』は「退社」以降、あらゆるしがらみと別れを告げた著者の日々の生活、日々の思いを歳時記的につづったもの。
アフロのイナガキさんの『魂の退社』その後の物語。

電気代は月150円、洋服は10着、質素な食事、最大の娯楽は2日に1度の銭湯・・・・。
そんな著者がいかにして家電製品たちと縁を切ってきたか。寒い冬、熱い夏をどうやって過ごしているか。
自然や季節を体感する暮らし、ものを捨てた後のスペースにこれまで気づかなかったいろいろなものが入り込んできて感じる豊かな気持ち、そういった著者にしか実感できない自由と充実感をシンプルな言葉でつづった稲垣哲学。

孤独を感じている人、チャレンジしたいけれど一歩踏み出せずにいる人、他人の評価に振り回されている人、何かわからないけれどもやもやと不安を抱えている人・・・・
そういう今を生きるすべての人の背中をやさしく押してくれる、すがすがしい1冊。

内容説明

会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち…。掃除機、レンジ、エアコン、冷蔵庫まで捨て電気代月150円。アフロのイナガキさん、『魂の退社』、その後の物語。

目次

1 それは原発事故から始まった―アナザーワールド
2 捨てること=資源発掘?―掃除機、電子レンジ…
3 嫌いなものが好きになる―暑さ、寒さとの全面対決
4 冷蔵庫をなくすという革命―たいしたことない自分に気づく
5 所有という貧しさ―果てしなき戦いの果てに
6 で、家電とはなんだったのか―まさかの結論

著者等紹介

稲垣えみ子[イナガキエミコ]
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒業。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、「週刊朝日」編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、アフロヘアの写真入り連載コラムや「報道ステーション」出演で注目を集めたが、2016年1月退社。その後の清貧生活を追った「情熱大陸」などのテレビ出演で一躍時の人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mukimi

129
50歳で新聞社を退職し原発事故を機に節電に目覚め家電をどんどん捨てた筆者。子供が生まれてモノも課題も増えていくであろうタイミングでこの方に惹かれたのは何か意味があるだろう。ミニマリストは資本主義に反するデフレ思考で少子化に繋がる側面もあるのではないかと思うこともあるが、消費を強要する資本主義社会において自分を見失わないためのひとつの思考法として腑に落ちた。私筆者の江戸時代みたいな生活全然できるって思えることは、自分の持ち物で欲張らず人生を歩む自信になった。出来る範囲で削ぎ落としながらシンプルに生きたい。2024/03/06

なゆ

75
家電のない生活…思いきったことするなぁと興味津々だった。でもどうしてこのタイトルなの?寂しくはないよね?私もけっこう節電は頑張ってるつもりなので共感するとこも多く、なるほどと考えさせられた。さっそく掃除にほうきを活用するようになって、掃除が気楽になったし。バスタオルもやめてみたら洗濯ものの量がスッキリ。なんか“そうじゃないといけない”と思い込んでたことって結構あるなと。家電の便利さをアピールするために家事は面倒くさいものだと思わされているのか。あの広告代理店の戦略十訓、踊らされてるわ〜コワいわ〜。2022/07/29

うわじまお

62
元朝日新聞社社員、現在、無職のアフロ女性。311を機に電気を使わない生活を決意する。冷蔵庫との決別のところ、いろんな示唆が含まれていてとても納得。語りの一人称の文章はさすがにこなれていてうまい。一気に読めた&面白かった。2017/07/06

ネギっ子gen

58
【生きるって面倒くさい。でも面倒くさいからこそ、素晴らしい】エアコンや冷蔵庫など捨て、電気代月150円。震災の朝から始まった清貧生活を綴った「魂の退社」に到る物語。<人生、いろいろあった。頑張ってきたんだけどね。なんだかね。どこまでいっても心配ばっかりなんだ。で、いろいろあって、いろいろ考えて、大切にしてきたものたちに、ちょっとずつ、別れを告げることにした/残ったのは取るに足らない自分。そして、小さな、寂しい生活。/仲間の元を離れることにした。寂しいってことと、きちんと向き合ってみることにしたんだ>と。⇒2024/03/18

どぶねずみ

57
節電から始まり、家電を手放す生活についてのエッセイ。東日本大震災直後の原発の水素爆発事故によって節電を始めたのは良いが、固執し過ぎて全ての家電を手放す著者。私も学生時代には節約目的で色々と試した。祖母の年金とアルバイト代から学費も捻出するために必死だったが、逆に多くの時間を浪費する。自分で節約、節電のつもりで固執し始めると、悪い習慣となってどつぼにはまる。私自身が社会人になって「お金で時間を買うのだ」と考えを改めて泥沼から抜けられた。節電を続けて自然と一体化できたはいいが、段々と読むのが苦痛に感じてきた。2022/09/16

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