出版社内容情報
医師はじめ医療関係者のために書かれた著者初の医学書。有効性と安全性を科学的に証明し、投薬も含めた治療法の実際を初公開する。
◆前帯コピー
医師をはじめ医療関者、専門的な知識を得たい人--必読!
もう、知らないではすまされない!
エビデンスレベルの高い最新研究から、従来の糖尿病治療の限界を証明し、糖質制限食の有効性や安全性を実証。
繰り返される非科学的な糖質制限食批判へも徹底反論。
食事指導・投薬方針など、高雄病院で行われている治療の実際も公開し、これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策の具体的な指針を示す。
◆後帯コピー
これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策のバイブル
三大栄養素の生理学的な事実から考えて、血糖コントロールの上で、従来の高糖質の治療食よりも糖質制限食のほうが有利となります。
さらに、体重減少、体内の脂質状況の改善についても効果があることは、複数の非常にエビデンスレベルの高い研究により証明されています。
近年、大きな注目を集めている、食後高血糖の防止、血糖変動幅の縮小、低血糖の予防に関しても、糖質制限食は抜群の効果があり、ますます評価が高まっています。
事実、欧米では、数々のエビデンスがあり、既に糖質制限食の有効性と安全性については認められていて、公式な治療食の選択肢の一つとなっています。
これからの糖尿病治療において、日本でも、糖質制限食は重要な選択肢となるでしょう。
(本書「まえがき」より)
はじめに 糖質制限食とは
第1章 糖質制限食に関するエビデンス
第2章 従来の糖尿病治療の限界を証明する研究
第3章 糖質制限食への批判に答える研究
第4章 生理学的な事実
第5章 生理学から見る糖質制限食の安全性
第6章 栄養学的な事実
第7章 糖質制限食の実際
第8章 糖質制限食の可能性
【著者紹介】
江部 康二(エベ コウジ)
医師。(財)高雄病院理事長。
財団法人高雄病院理事長。医師。
1950年生まれ。京都大学医学部卒業。1987年から医局長として高雄病院勤務。高雄病院では、1999年から兄・江部洋一郎院長(当時)が糖質制限食を導入。自らも2002年に糖尿病であることに気づいて以来、糖尿病治療の研究に本格的に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服する。その後、高雄病院で1600を超える症例を通じて、糖尿病・肥満・メタボリック症候群などに対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明。糖質制限食を全国に紹介し、大反響を巻き起こした。
主要著書:『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』『主食を抜けば糖尿病は良くなる! 実践編』『京都の名医が教える「やせる食べ方」』『糖尿病治療のための!糖質制限食パーフェクトガイド』(以上、東洋経済新報社)など、そのほかに著書・監修書多数。
内容説明
エビデンスレベルの高い最新研究から、従来の糖尿病治療の限界を証明し、糖質制限食の有効性や安全性を実証。繰り返される非科学的な糖質制限食批判へも徹底反論。食事指導・投薬方針など、高雄病院で行われている治療の実際も公開し、これからの糖尿病治療、メタボ・肥満対策の具体的な指針を示す。
目次
第1章 糖質制限食に関するエビデンス
第2章 従来の糖尿病治療の限界を証明する研究
第3章 糖質制限食への批判に答える研究
第4章 生理学的な事実
第5章 生理学から見る糖質制限食の安全性
第6章 栄養学的な事実
第7章 糖質制限食の実際
第8章 糖質制限食の可能性
著者等紹介
江部康二[エベコウジ]
財団法人高雄病院理事長。医師。1950年生まれ。京都大学医学部卒業。1987年から医局長として高雄病院勤務。高雄病院では、1999年から兄・江部洋一郎院長(当時)が糖質制限食を導入。自らも2001年から導入。2002年に糖尿病であることに気付いて以来、糖尿病治療の研究に本格的に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服する。その後、高雄病院で800人以上の入院患者、2,000人を超える外来患者を通じて、糖尿病・肥満・メタボリック症候群などに対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明。糖質制限食を全国に紹介し、大反響を巻き起こした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。