出版社内容情報
本書の概要
どの教科にも、子どもが「つまずきやすい」ポイントがあります。これは、学習への意欲を失うきっかけにもなりうるものです。その反面、つまずきを乗り越えることは、子どもにとって学びを深めるチャンスでもあります。チャンスを生かすためには、教師がつまずきの実態をよく理解し、適切な指導や支援をすることが大切。
本シリーズでは、様々な場面でよく見られる子どものつまずきや、教師が陥りやすい指導上のつまずきなどを網羅し、子どもの学びに生かすための考え方や実践的な手立てを紹介します。
本書からわかること
つまずきを知ることは、子どもを理解すること
子どものつまずきには、様々なケースが考えられます。子どもにとって理解しにくい単元や内容もあれば、学習意欲が上がりにくい、面白さを感じ取りにくいといった内容や場面もあるでしょう。また、分かったつもりになって、思考が深まらないというつまずきもあります。
さらに、子どものつまずきには個別最適な学びへのヒントも隠されています。つまずきには、その子らしい学び方や思考のクセが表れるからです。様々なつまずきに向き合うことで、指導の個別化につなげることもできるでしょう。
つまずきの要因や手立てを、見開きですっきり解説!
本書では、計70例のつまずき場面を取り上げ、それぞれの要因や手立てを見開きで分かりやすく解説しています。
英語教育のスペシャリストである著者は、つまずきは言語習得に欠かせないステップであり、発達のサインでもあるといいます。「英語の発音が恥ずかしい」「ローマ字読みしてしまう」など、英語特有のつまずきを生かしながら、子どもの学びをより深める具体的な方法やアイデアを提案しています。本書の構成は以下の通りです。
序章 外国語活動・外国語科にとっての「つまずき」とは
第1章 子どものつまずき50
(授業の導入・聞くこと・言語材料の活動・話すこと[やり取り]・
話すこと[発表]・読むこと・書くこと)
第2章 教師のつまずき20
(教材研究・単元計画・授業準備・授業展開・評価)
教師のつまずきも改善して、指導力アップ!
子どもだけではなく、教師にも指導上のつまずきやすいポイントがあります。教師が陥りやすいつまずきを理解することで、指導力のさらなる向上を図ることができます。
授業づくりに自信がもてる!
多くの教科を教える小学校の先生にとって、効率よく各教科の指導ポイントを押さえることは重要です。教科ごとにつまずきやすいポイントを網羅した本シリーズはまさにうってつけ! ラインナップは、「英語」のほかに「国語」「社会」「算数」「理科」「家庭科」「体育」。本シリーズを揃えたら、得意な教科も苦手な教科も、自信をもって授業づくりに臨むことができるでしょう。
【目次】
はじめに
序章 外国語活動・外国語科にとっての「つまずき」とは
コラム 教室に戻ってきた子どもの表情が語ること
第1章 子どものつまずき50
授業の導入
1 先生と英語の挨拶をしたいけれど…… 3年「導入の挨拶」
2 自分が言わなくてもいいかな…… 4~6年「導入の挨拶」
聞くこと
3 英語絵本は絵で分かるから、英語はいらない 3年「英語絵本」
4 先生の指示が分からない 3年「教師の指示」
5 リスニングクイズはなんとなく分かるけど…… 4年「教科書リスニング
6 単元導入の長いリスニングが疲れる 5・6年「教科書リスニング」
7 単元内パートのリスニングが分からない 5・6年「教科書リスニング」
8 スモールトークが分からない 5・6年「スモールトーク」
9 先生に当てられて恥ずかしい 5・6年「スモールトーク」
10 ALTからのインプットに緊張する 5・6年「ALTの英語」
11 ALTの発音が分からない 5・6年「ALTの英語」
言語材料の活動
12 単語の発音が上手にできない 3・4年「発音練習」
13 フラッシュカードの英語が分からない 3・4年「フラッシュカード」
14 発音するのが恥ずかしい 3~6年「発音練習」
15 発音練習がつまらない 3~6年「発音練習」
16 アルファベットがばらばらだと言えない 3・4年「アルファベット学習」
17 小文字がなかなか覚えられない 4年「アルファベット学習」
18 英語の歌が歌えない 3・4年「歌」
19 英語の歌を歌うのが恥ずかしい 3~6年「歌」
20 チャンツを言うのが難しい 3~6年「チャンツ」
21 隣の子がゲームをやってくれない 3~6年「ペアでのゲーム」
22 ケンカになるからゲームをやりたくない 3~6年「グループでのゲーム」
23 ゲームなんてつまらない 3~6年「ゲーム」
24 英語を習っているから、ゲームが簡単すぎる 3~6年「ゲーム」
話すこと[やり取り]
25 黒板の文字が読み取れない 3・4年「板書を読む」
26 何て言うか忘れちゃった 3・4年「子ども同士のやり取り」
27 英語が難しくて全部言えない 3・4年「子ども同士のやり取り」
28 英語が難しくて話したくない 5・6年「子ども同士のやり取り」
29 自分の英語が合っているか分からない 5・6年「子ども同士のやり取り」
30 友達の言っていることが分からない 5・6年「子ども同士のやり取り」
31 どれくらいやり取りしたらいいか分からない 3~6年「子ども同士のやり取り」
32 ALTの先生と話すのは
内容説明
「つまずき」こそ、学びのチャンス!全70事例。
目次
序章 外国語活動・外国語科にとっての「つまずき」とは
第1章 子どものつまずき50(授業の導入;聞くこと;言語材料の活動;話すこと[やり取り];話すこと[発表];読むこと;書くこと)
第2章 教師のつまずき20(教材研究;単元計画;授業準備;授業展開;評価)
著者等紹介
増渕真紀子[マスブチマキコ]
東京都小学校外国語専科講師・明星大学非常勤講師・NIJINアカデミー英語講師。1985年大阪生まれ。TESOL修士。関西学院大学総合政策学部卒業後、山梨県公立中高一貫校、大阪府私立中高一貫校で英語教諭を経て、東京都八王子市内の幼稚園や保育園で英会話講師を務める。出産を機に子育て支援英語サークルを発足。小学校外国語専科講師として3年生から6年生の授業を担当する傍ら、アメリカのAnaheim University Master of arts in TESOLを卒業。第二言語習得に基づいたYoung learnersのためのFocus on Form指導法の効果について研究している。J‐SHINE小学校英語上級指導者の資格を所有。2021年よりInstagramやYouTubeで、まき先生@maki_english_senseiとして小学校英語の授業アイデアや教材、教授法をシェアしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



