出版社内容情報
JAMSTECの教材を活用した海洋×STEAMの学び
本書の概要
未曽有の自然災害や異常気象が増加する中、これからの時代を生きていくためには、未知の状況を自分事と捉え問題解決に取り組む力が求められます。
こうした背景から、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、全国の自治体や学校と連携して「海洋STEAM教材」を製作しました。本書は、海洋STEAM教材を使用して子供たちの探究的な学びを実現するための理論と実践を体系的にまとめています。海洋を題材にしたSTEAM教育の意義や効果的な教授法を、わかりやすく解説します。
本書からわかること
・なぜ、いま、海について学ぶのか
日本は国土の周囲を海に囲まれた海洋国家です。海による恩恵を多く受ける一方で、甚大な災害に見舞われることもあります。私たちの自然観や環境観とも海は深くつながっており、その影響はさまざまな文化作品にも見ることができます。生活とつながる自分事の問いを見つけやすい題材と言えます。
STEAM教育では、子供たちの「なぜこうなるんだろう」「不思議だけど面白い」という好奇心を基に、教科等を横断して「答えのない問い」に挑戦します。海というフィールドで、子供たちの興味・関心をもとに問題解決学習を行うことで、これからの時代を生き抜く力を育てることができます。
・海洋地球研究の最前線の素材を使用した学びを実現
JAMSTECでは、これまでの海洋研究による知見や豊富な素材を使用した「海洋STEAM教材」を、各地の教育委員会や教師、教育学研究者と共に製作しました。
実際の調査データや画像・映像を活用しながら、子供たちが身の回りにある海の不思議や課題にふれ、自分事で考えることができるよう設計されています。
・理論と実践で、海洋×STEAMの授業づくりが体系的にわかる!
本書では、この教材を使用した授業実践(小学校、中学校、高等学校)や学校外での活用事例、その土台となる理論、そして実際の授業動画をご紹介しています。巻末付録では、海洋STEAM教材の活用方法を詳しく掲載しています。
海洋STEAM教育の授業づくりを始めるのにぴったりの1冊です。
〔巻頭〕 なぜ、いま、海について学ぶのか
第1章 STEAM教育の概要
第2章 STEAM教育に必要な教師の資質・能力
第3章 海洋STEAM教材を使用した実践事例
第4章 海洋STEAM教材の様々な活用事例
〔巻末付録〕 海洋STEAM教材活用ガイド
こんなときにおすすめ
・STEAM教育を授業や学校全体で取り入れたいとき
・子供たちの興味・関心から探究的な学びにつなげる授業をつくりたいとき
・社会課題と結びついた授業を行いたいとき
・海洋・科学・教育をつなぐ最新の実践知を知りたいとき
【目次】
はじめに 2
なぜ、いま、海洋について学ぶのか 6
第1章 STEAM教育の概要
1-1 STEAM教育の歴史 12
1-2 日本におけるSTEAM教育 16
1-3 各国におけるSTEAM教育 20
1-4 STEAM教育の今後の展望 24
第2章 STEAM教育に必要な教師の資質・能力
2-1 「問い」をもたせる指導 30
2-2 考えを整理・集約する指導 32
2-3 カリキュラム・マネジメントと海洋STEAM教育 34
2-4 学習評価の在り方について 36
第3章 海洋STEAM教材を活用した実践事例
3-1 総合的な学習の時間 40
身近な海の大切さと異変に気付き、「正解のない問い」を考える
3-2 総合的な学習の時間 48
海で起きている問題を他人事にしない探究学習
3-3 技術・家庭科(技術分野) 56
Society 5.0実現に向けた深海探査の役割を考える
3-4 総合的な学習の時間 64
海の地震と津波について理解し、防災のためのまちづくりを考える
3-5 総合的な探究の時間 72
氷が語る地球の危機~気候変動と人類の選択~
3-6 理数 80
3Dモデル表現を用いた深海探査機の探究
第4章 海洋STEAM教材の様々な活用事例
4-1 コミュニティ・スクールの仕組みを生かした海洋STEAM教育の展開 90
4-2 海洋STEAM教育のリアル体験プログラム 94
4-3 船舶と中継した海洋STEAM授業 102
4-4 海外の学校での教材活用事例 106
4-5 社会教育施設と連携した海洋STEAM教育 110
海洋STEAM教材活用ガイド 116
おわりに 130
授授業動画リンク 132
教材利用・動画視聴にあたっての注意事項 133
監修者・編著者・執筆者一覧 134
内容説明
理論と実践でしっかりわかる。海洋地球教育の決定版!海は、「自分事」とつながっている。「好き」を入り口に、子供たちが自ら考え探究する授業をつくる!
目次
第1章 STEAM教育の概要(STEAM教育の歴史;日本におけるSTEAM教育 ほか)
第2章 STEAM教育に必要な教師の資質・能力(「問い」をもたせる指導;考えを整理・集約する指導 ほか)
第3章 海洋STEAM教材を活用した実践事例(小学校第6学年 総合的な学習の時間 身近な海の大切さと異変に気付き、「正解のない問い」を考える;小学校第6学年 総合的な学習の時間 海で起きている問題を他人事にしない探究学習 ほか)
第4章 海洋STEAM教材の様々な活用事例(コミュニティ・スクールの仕組みを生かした海洋STEAM教育の展開;海洋STEAM教育のリアル体験プログラム ほか)
巻末付録 海洋STEAM教材活用ガイド
著者等紹介
市原盛雄[イチハラモリオ]
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
古舘直樹[フルダテナオキ]
青森県八戸市教育委員会事務局教育指導課 副参事
日向端聖[ヒナハタサトシ]
青森県八戸市立吹上小学校教頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



