出版社内容情報
二人でデザインすることは、こんなにも楽しい!
リボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするように、ちくまプリマー新書の装幀を続けて20年、500冊。
アイディアは台所のテーブルで生まれる。パソコンは二人で一台。
「ノイズ」や「ほつれ」こそが魅力。愛は必需品――。
二人組創作ユニット「クラフト・エヴィング商會」が語る、装幀という仕事。
ちくまプリマー新書500巻記念!
【目次】
1 本は平面でありながら立体でもある
――どうして装幀の仕事をすることになったか
2 つかず離れずというのがちょうどいいんです
――どんなふうに二人でデザインをしているか
プリマー新書*装幀セレクション
3 リボンをかけた小箱をプレゼントするように
――「ノイズ」と「ほつれ」と「にじみ」
4 「何もしない」っていうのは、どうでしょう
――「過程」があってこその「結果」なんです
「あとがき」の代わりに