出版社内容情報
パーパス経営の大本命、ついに日本上陸!
世界で最も権威ある経営思想家ランキング、Thinkers 50 のマネジメント書籍部門に選出!
ペプシコ、リクルート、マイクロソフト、レゴ、EY…。業績を挙げ続ける企業は何が違うのか。真のパーパスの追求に必要なものは何か。ハーバード大学ビジネス・スクール教授が放つ、これからの組織論!
「現在、多くのリーダーがパーパスと高業績を一致させようと努力しているが、成功できているのはごくわずかだ。本書は、利益だけでなく地球を救うために何をすべきか、その課題を明確にしている。それは私たちが社会イノベーションを推進していくために、何よりも重要なことだ」
東原敏昭(株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役)
「本書ではパーパスとは何か、さらにそれを実現するために何をすべきか、を記述するというつらい仕事を成し遂げている。利潤だけでなくパーパスを達成しようと努めるビジネスリーダーすべてにとって、得がたいものとなる」
ラリー・フィンク(ブラックロック創業者)
「活気に満ちたハイパフォーマンスなビジネスを続けたいと願う、すべてのリーダーにとって必読の書である!」
カスパー・ローステッド(アディダスCEO)
「多くのリーダーのパーパスは口先だけで、説得力のあるパーパスをもつ者はほとんどいない。ランジェイは組織戦略の著名な学者であり、本書では組織には何が必要かを書いている。洞察力に富み、実践的で、タイムリーな読み物だ」
アダム・グラント(組織心理学者)
高業績を上げる偉大な企業は、いまや利潤よりもパーパスに導かれている。パーパスは、その会社の従業員、顧客、パートナー、株主などあらゆるステークホルダーをまとめるビジョンを作り出す。それは倫理的な行動を動かし、ステークホルダーの最善の利益に反する行動に対する本質的な抑制を作り出す。それは文化の強力な原動力であり、組織の内部すべてで一貫性を持つ意思決定の枠組みを提供する。それは最終的には、会社の株主のために長期的な収益を維持するのに役立つのである。
本書は、ペプシコやレゴ社、リクルートなど、パーパス経営を実現している18の企業、200人以上の重役へのインタビューを経て、その秘訣を詳らかにしている。
自分の会社をもっとパーパス・ドリブンにする方法について思案したことのある、あらゆるリーダーのガイドブックだ。
最初の3章は、ディープ・パーパス・リーダーがパーパスについて考える強力なやり方を検討する。第4章から第7章は、存在理由を定義して企業に根づかせ、それが本当に業績を改善するようにするために、リーダーたちが実施すべき鍵となるアクションを検討する。第8章は、パーパスを次第に空疎化させてしまういくつかの罠を述べ、ディープ・パーパス・リーダーたちが会社を正しい方向に維持するために使う手法を紹介する。
内容説明
ペプシコ、リクルート、マイクロソフト、レゴ、EY…業績を挙げ続ける企業は何が違うのか。真のパーパスの追求に必要なものは何か。ハーバード大学ビジネス・スクール教授が放つ、これからの組織論。
目次
第1章 そもそもパーパスとは何か?
第2章 かみそりの刃の上を歩く
第3章 優れた業績の四つのレバー
第4章 パーパスの真の源:前を見ながら振り返る
第5章 あなたは詩人?それともただの作業員?
第6章 パーパスの中の「自分」
第7章 鉄の檻を逃れる
第8章 思いつきから理想へ:未来に堪えるパーパス
著者等紹介
グラティ,ランジェイ[グラティ,ランジェイ] [Gulati,Ranjay]
ハーバード・ビジネス・スクールにおけるポール・R・ローレンス1942年度MBA学級教授であり、組織行動ユニットの元ユニット長である。最近まで彼は、同校のシニアリーダーエグゼクティブコースである先進マネジメントプログラムの長も務めた。多くの著書を擁し、CNBCを始めメディア出演も多い。いくつか起業ベンチャーの顧問理事会にも名を連ねている。ハーバード大学PhD、MITスローン経営学校のマネジメント修士号、ワシントン州立大学でのコンピュータ科学学位とニューデリーのセントスティーブンス大学での経済学学位をもつ。マサチューセッツ州ニュートン在住
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
評論家・翻訳家。開発援助関連調査のかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動を行う
鵜澤慎一郎[ウザワシンイチロウ]
EYアジアパシフィックピープル・アドバイザリー・サービス日本地域代表兼ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科客員教授。EY Japanで国内280名超(2022年12月時点)の人事組織コンサルティング事業責任者及び総合コンサルティング部門におけるリーダーシップ会議メンバーを務める。専門は人事戦略策定、グローバルHR変革、HRテクノロジー等。2020年9月にビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科(MBA)の客員教授に就任、2022年9月より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)の非常勤講師、2023年4月より京都大学経営管理大学院(MBA)の非常勤講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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