効率が１０倍アップする！「時間」を生み出す教師の習慣

栗田 正行【著】

東洋館出版社（2014/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784491029894
• NDC分類 374.3
• Cコード C3037

内容説明

時間管理は「ＴＩＭＥ」の法則でうまくいく！苦手な仕事もまずは「４分」やってみる！日経ビジネスＡｓｓｏｃｉ´ｅで「時間活用」の技が大反響！

目次

第１章　時間管理の基本ルール「ＴＩＭＥ」の法則―仕事を効率的・効果的に行うための考え方（Ｔｈｉｎｋ（考える・予想する）
Ｉｍｐｒｏｖｅ（改善する）
Ｍａｎａｇｅ（管理する）
Ｅｍｐｌｏｙ（活用する））
第２章　「時間」を生み出す仕事術―自分の「仕事の時間割」を考える（先生が忙しい本当の理由；自分の「仕事の時間割」を考える；仕事を「速く」するための七つの考え方）
第３章　子どもたちや保護者との時間術―人とのかかわりには時間をかける（生み出した「時間」を子どもたちにあてる；生み出した「時間」を授業にあてる；生み出した「時間」を保護者にあてる）
第４章　自分と環境の時間の習慣―仕事がしやすい環境をつくる（自分自身が働きやすい状況をつくる；自分を整える時間の習慣；環境を整える時間の習慣）

著者等紹介

栗田正行［クリタマサユキ］
１９７６年千葉県生まれ。私立高校の現役数学教員。日本大学理工学部数学科卒業後、一度は憧れの教員になるも退職。その後、料理の専門学校を卒業し料理人になるが、経済的な理由により、塾講師へと転身。教室責任者として授業スキルだけでなく、企業人としての考え方、効率的な働き方、小・中学生から大人まで対応できる幅広いコミュニケーションスキルを徹底的に学ぶ。しかし、昼夜逆転の生活に悩み、家族との時間を大切にしたいとの思いから、今一度教職を選んで現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[の]

こういう視点の本はいままでなかった。いちいち納得。

2014/03/13

[チネモリ]

これまでの経験から身に付けた仕事術を振り返るいい機会を得た。過去に挫折したものもあれば今の職場では難しいものも本書にはあった。しかし読後にA7のメモ帳を購入した。更なる仕事の効率化を図れた。また整理整頓の大切さを再確認できた。教師という職業は仕事量に忙殺される。それでも保護者や生徒と向き合いたい。その時間を確保するための方法論が論理的かつ科学的根拠をもって書かれている。「時は金なり」というが「時は命なり」ということを身に沁みた。参考となる他の書籍の紹介もあり筆者の研究熱心さと謙虚さも窺えた。

2019/05/13

[かいじゅう]

脳の状態にあわせて、午前は思考を伴う仕事や検討が必要な仕事。午後は、作業系の仕事。夏休み・冬休み中は、特に意識して生かしていきたい。 １日のToDoリストは、前日の夜に書く。仕事内容を、寝る➡練る。これは、同僚の先生も教えてくれたなぁ。 習慣について、興味をもった。【定着している習慣】＋【新しい習慣】というのは、すぐ実践できそう。紹介されていた本も読んでみたい。 片付けについては、やっぱり全て出すのが大事だと思う。夏休み始めの体育倉庫の片付けで実践。定位置を決めて、視覚的にわかるようにしたい。

2017/08/16

[のぶのぶ]

著者が一度、教職をやめ、再度、教員になっていることがわかりました。私もビジネス書を多読して、仕事にいかしています、教師の仕事で書いてある本はなかったので、新鮮でした。著者の経験からの内容が多くなっていたので、栗田さん自身のことも伝わって来ています。まずは、自分自身を大切にすること、睡眠の大切さを改めて感じた。アウトソーシングすること、クラスノート、寝るは練るなど、改めてやってみたい、意識したいことがいっぱいでした。B6ノートを自分は、to doノートにしてみました。栗田さんの本、3冊、読了です。

2014/04/19

[虎哲]

いわゆる自己啓発本の類いをあまり読まないので、実践の中からそのエッセンスをまとめた本書は参考になった。胸ポケットに入るA7サイズのひらめきメモ、1番使いやすい手前の引き出しに処理したい書類を入れて定時前に処理する、定時退勤前に時間の使い方を振り返る等は取り入れたい。本書出版の契機はブログとのことで現在も更新されているのだろうかと調べたところ、とある事件で書類送検されそれを機に更新が途絶えていたことを知ったのがハイライトであった。「時間の使い方は人生そのもの」という「おわりに」の言葉が重くのしかかってきた。

2023/05/12