目次
1 文学と“美”と論理力と(あるアンケートから;国語教育と話し合い;文学作品が話し合いを活性させる三つの理由;〈美〉の論理力を育てるための三つの「違い」)
2 バタフライ・マップ法で“美”の論理力を育てる(バタフライ・マップ法の概要;バタフライ・マップで『大造じいさんとガン』を読む;バタフライ・マップで話し合う;評価の枠組みとその観点;バタフライ・マップ法の応用)
3 バタフライ・マップ法で“美”の論理力を育てるための教材化研究(だれがかぶをひっぱっていたかな?(低学年1『おおきなかぶ』)
スイミーが一番いいなあとかんじたのはどこ?(低学年2『スイミー』)
父はどんな思いを込めてゆみ子を「めちゃくちゃに」高い高いするのか(中学年1『一つの花』)
ごんはいつ「つぐない」をしようと思い立ったか(中学年2『ごんぎつね』)
物語の中で語られる「神様」には、他と意味の違うものがある(高学年1『わらぐつの中の神様』)
語り手は、太一が一度はクエにもりを打つ場面を描くべきだった。是か非か(高学年2『海の命』)
著者等紹介
藤森裕治[フジモリユウジ]
信州大学教育学部准教授。1960年生。筑波大学卒業、上越教育大学修士課程修了。教育学修士。東京都立高等学校教諭を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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