内容説明
声高らかにみんなで読み味わおう、日本語のひびきを楽しもう。自分の中の語彙を豊かにし、日本語の文体やリズムを身につけよう。
目次
1 名詩編36首(季節のうた7首;旅情のうた7首;愛のうた6首;人生のうた9首;別れのうた7首)
2 名句・名文編36句・5編(ことわざ・格言・名言36句(心の持ち方;説得と引き際;政治の心;生きる知恵;学びの心;人のきずな;名文5編))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏もち
9
王維の「秘書晃監の日本国に還るを送る」は昔気に入って覚えたのと同じ詩で吃驚。十二国記シリーズの外伝「魔性の子」に出ていたのを覚えていたので調べてみたら、ちゃんと「王維」とあったのに、今まで小野不由美が作ったと勘違いしていたww 本著の方に出てるのは四行だけで色彩豊かで気に入ってる部分はカットされ 、訳文も小野不由美の読み方の方が韻が良いのでちょっとガッカリ。白居易の「長恨歌」は玄宗皇帝と楊貴妃のラブロマンスがテーマらしい。名言はよく聞くものを取り揃えてみた感じ。語源までは調べていなかったから楽しめた。2016/04/27
もみ
1
高校の時、漢文の授業が好きだったことを思い出した。なんだろう、そぎ落とされた文字を音声にしたときの美しさ・・・。そういえば漢文の教科書だけは未だに取ってあるんだ。2011/09/09