出版社内容情報
戦国大名の居館として屈指の規模をほこる大友氏の館、『大友館』。
現在も発掘調査が進められているが、第一部ではこの大友館の建物構成を詳細に伝える希有の史料である「大友家年中作法日記」を一般の人でも分かりやすく現代語訳として解説し、第二部では現在も復元に向けて続いている発掘調査の最新の成果を多くの図版とともに解説。
内容説明
約450年前の大友館の世界を紹介!戦国大名大友家の居館である「大友館」における儀礼や行事、また最新の発掘調査による館の構造などを詳しく解説。
目次
第1部 大友家年中作法日記―戦国大名家での儀礼・年中行事(正月祝を大歳の夜に飾る・蔵開;正月朔日 梅干にて茶参る;正月朔日から出される祝次第;正月朔日から出される膳組次第・松囃子見物;正月朔日 千秋万歳参上次第 ほか)
第2部 遺跡からみる戦国末の大友館―その発掘から復元まで(大友館の変遷;築地・土囲廻塀と門;大表と呼ばれた主殿;主殿南側の庭;主殿と大門を結ぶ白玉砂利敷 ほか)