出版社内容情報
強権国家プーチン・ロシアに向けられるファシズムとの告発を冷静に分析し、クレムリン政治の実情を読み解く。
内容説明
反リベラリズムの潮流の中、プーチン・ロシアの立ち位置とヨーロッパの未来を占う。
目次
序章 ロシアとファシズムをめぐる情景
第1章 ロシアはファシズムかあるいは反リベラリズムか
第2章 ソ連時代のファシズムを検証する
第3章 プーチン下で復活した反ファシズム
第4章 記憶をめぐる戦争
第5章 プーチン体制の構造を読み解く
第6章 ロシアのファシズム―思想家たちと実践者たち
第7章 ヨーロッパ極右とロシアの蜜月
第8章 なぜロシアはファシズム国家ではないのか
終章 ロシアの記憶とヨーロッパの将来
著者等紹介
ラリュエル,マルレーヌ[ラリュエル,マルレーヌ] [Laruelle,Marlene]
フランス出身の研究者。専門は国際政治・政治思想。フランス国立東洋言語文化学院で博士号取得。現在、アメリカのジョージ・ワシントン大学ヨーロッパ・ロシア・ユーラシア研究所所長、同大学教授。研究対象はロシアおよび旧ソ連地域。特にイデオロギーとナショナリズムに詳しい。現在の研究テーマは、ロシア国内のイデオロギー情勢と国外への拡散
浜由樹子[ハマユキコ]
静岡県立大学大学院国際関係学研究科准教授。上智大学外国語学部ロシア語学科卒、津田塾大学大学院国際関係学研究科後期博士課程満期退学の後、博士(国際関係学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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