世代・ジェンダー関係からみた家計

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589024589
  • NDC分類 365.4
  • Cコード C3033

内容説明

本書では、家計研究の一つの転換点を1960年代後半以降から1970年代に見出し、これ以降において個々に指摘されてきた家計をめぐる現象を家計の内部関係という研究視点に集約して検討している。

目次

第1章 「二つの家計研究」の起源と変遷
第2章 問題アプローチ的実態分析型家計研究の展開―研究の背景と視点
第3章 家計概念の諸類型
第4章 社会保障・社会福祉制度の運用場面における家計解釈とその問題点
第5章 家計内個々人間の関係
第6章 内部関係に焦点をおいた家計研究の方法上の特徴
第7章 諸調査研究の到達点
第8章 イギリスにおける研究動向
第9章 内部関係に注目した家計研究の帰結と今後の研究展望

著者等紹介

室住真麻子[ムロズミマサコ]
1952年山形県生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了(人間福祉学・生活経済学専攻)、博士(学術)。現在、帝塚山学院大学人間文化学部人間学科助教授。著書・訳書「ザ・現代家計」(共著、’92年)、「マネー&マリッジ」(共訳、’94年)、「現代家族学習論」(共著、’96年)
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