簡帛文献からみる初期道家思想の新展開

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簡帛文献からみる初期道家思想の新展開

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490209891
  • NDC分類 124.2
  • Cコード C3010

内容説明

中国思想史に新たな視座を提供する画期的な研究。考古学の成果を取り入れ、新出土資料と伝世文献を関連付けて初期の道家思想を再検証する。

目次

序論 出土文献、ならびに道家の宇宙観と人間社会観についての再検討
第1章 道と事物の自然―老子「道法自然」の意義について
第2章 『太一生水』における宇宙生成モデルと天道観
第3章 『恒先』の宇宙観、ならびに人間社会観の構造
第4章 『凡物流形』の生成、および自然と聖人―「一」をめぐる考察と帰属学派について
第5章 黄老学の法哲学の原理と公共性、および法律共同体の理想―なぜ「道」と「法」の統治なのか

著者等紹介

王中江[オウチュウコウ]
1957年生まれ。哲学博士(北京大学)。中国社会科学院歴史研究所研究員、清華大学人文学院教授を経て、北京大学哲学系教授。中華孔子学会会長兼任

吉田薫[ヨシダカオル]
1972年生まれ。文学博士(北京大学)。日本女子大学文学部、中央大学経済学部、法政大学経済学部の非常勤講師を経て、日本女子大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

考古学の成果を取り入れ、新出土資料と伝世文献を関連付けて初期の道家思想を再検証。中国思想史に新たな視座を提供する画期的研究20世紀に入り70年代、特に90年代以来大量の簡帛が出土し、公開された。このことは古代中国の文明や歴史、文化、および思想などの多くを理解するうえで大きな活力と作用をもたらした。本書は積極的に考古学の成果を取り入れ、出土文献に拠って道家思想の再検討を進めることにより、初期の道家が、老子から荘子へ、老子から黄老思想へと、実に多元的でそれぞれ異なる変化・発展の道をたどっていったことを明らかにする。さらに道家が、宇宙や自然の事物について非常に強い好奇心を持って追究を深めていたことも実証。道家が様々な方法で「道」の秩序から人間社会の秩序を構築していったことを浮き彫りにする、画期的な研究成果。

序論 出土文献、ならびに道家の宇宙観と人間社会観についての再検討

 一 出土簡帛文献の年代と自然の宇宙観

 二 宇宙のはじまりと状態、および生成の過程について

 三 万物の内面性と活力について――「物性」はいかに獲得できるか

 四 「道」の「弱作用力」と万物の「自発性」

 五 自然の連続性:宇宙から人間の世界へ

 結語



第一章 道と事物の自然――老子「道法自然」の意義について

 一 「道法自然」の一般的解釈の原点と問題

 二 「自然」と「万物」および「百姓」

 三 「無為」と「道」および「聖王」

 四 「道法自然」と老子思想の構造



第二章 『太一生水』における宇宙生成モデルと天道観

 一 宇宙の原初状態――「太一」と「一」

 二 「主輔」の生成メカニズム――「水」から「天」と「地」に至るまで

 三 「相輔」の生成機能――「神明」から「歳」に至るまで

 四 原理としての「太一」と「天道観」



第三章 『恒先』の宇宙観、ならびに人間社会観の構造

 一 「恒先」――宇宙の「原初」およびその「状態」

 二 「域」から「気」に至るまで――宇宙の進化と天地の生成

 三 「始」と「往」――「万物」の生成、存在、および活動

 四 「天下之事」と人間社会における行動の尺度

 結語



第四章 『凡物流形』の生成、および自然と聖人――「一」をめぐる考察と帰属学派について

 一 生成の根源としての「一」

 二 「物」としての「自然」 

 三 「聖人」と「執一」

 結語 帰属学派



第五章 黄老学の法哲学の原理と公共性、および法律共同体の理想――なぜ「道」と「法」の統治なのか

 一 「道法」――「実在法」における「自然法」の基盤

 二 「人情論」と「因循論」――法律による統治と人性、および合目的性

 三 「法律」による統治と「公共性」、および「客観化」

 四 「法律共同体」の理想、およびその「徳治」と「法治」


王中江[オウチュウコウ]
著・文・その他

吉田 薫[ヨシダ カオル]
翻訳