出版社内容情報
自分って? 幸せって……? 禅問答と聖書をひもときながらみつけた、世の中を「のほほん」と生き抜くためのヒント。
禅を愛する山田教授と敬虔なクリスチャンの青年ニック。仲良し二人が聖書と禅問答をひもといておしゃべりしながらみつけた、人生のあれやこれやとの付き合い方。世の中を「のほほん」と生き抜くためのヒント。
序 章 ニック、教授の研究室をおとずれる
「なんにも持ってない」を持ってる/そもそも問答になってるのかなあ/日本人ってマジメすぎるんじゃないの/
とりあえず自分らしく生きたいよね
第一章 冴えない人生をのほほんと乗りきる
マジメってどういう意味なんだろ/なんでそう人目を気にするかなあ/どうして損だとおもっちゃうのかねえ/
自分のこころに正直であればいいのさ/悟ったものは眠らないのかい?/悟るのも迷うのも「二にして一」だよ/
「二にして一」を外からわかろうとしない/たんなる目的のための手段はつまんない/
「いま・ここ」にいる自分になりきる/自分のアイデンティティをどこに置く?/
心のおもむくままに「ただ」やるのだ!/こころの奥底にむかって自分を超える
第二章 かけがえのない他人の他人でありたい
いったい「見える」ってどういうこと/悪いやつほど救われるんですか?/こころの貧しさを自覚しようよ/
つねに「途上」にありつづけるのだ/隣にいる他人を自分のように愛する/優等生のフリをしちゃいけない/
腹がへったら食い、疲れたら眠る/神さまに下駄をあずけちゃおう/どこまでも受け身になりきってみる/
忘れられるもんなら忘れちゃおう/自分って「他人の他人」だったんだ/それをガマンしているのは「だれ」か/
それで「ある」こと、それを「やる」こと/くどいようだけど「二にして一」なんだ/他人って自分を映す鏡だったりする
第三章 世界の真ん中で「主人公!」と叫ぶ
ガツンとくるけど、ネチネチしてない/ツバをひっかけるってホントなの?/「語りえない」と語っていいんですか?/
せっかく語るからには明晰に語るべし/「つながる」って、そんなに大事かなあ/「いつ」でも「どこ」でも主人公であれ/ どの自分がホントの自分だろうか/意外な自分に気づいてポカンとしちゃう/
わかってしまえば「わかる」ことに差はない/一切合財をあるがままに受けいれちゃおう/
神の愛はとことん平等なのです/束縛あっての自由なのかもしれない
第四章 老いたるものは自然体でふるまう
グータラなご老体であればいいのだ/はたして人生は短いのだろうか/ポンコツぶりをさらけ出して生きる/
ひとは生まれ、生き、老い、そして死ぬ/老いるってのは素敵なことかもしれない/
成長とはボケが身につくことだったりして/肝心要なことは伝えられるのだろうか/問うからには自発的に問わなきゃね
ノンキに他人事としてとらえちゃいかん/悟りとボケとは紙一重だったりして
終 章 「オーイ」と呼ばれりゃ「ハ~イ」と応える
ちっぽけな自我は捨てちゃおう/ぼくは挫折したことがないんだよ/信じるってすごく理性的なことかも/
信じられる自分のことを信じてやる
所引禅問答の原文と書き下し文
「あとがき」のようなもの
【著者紹介】
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内容説明
禅を愛する山田先生と敬虔なクリスチャンのニック。禅問答と聖書をひもときながらみつけた、人生のあれやこれやとの付き合い方。自分・他人・幸せ・老い…世の中を「のほほん」と生き抜くためのヒント。
目次
序章 ニック、教授の研究室をおとずれる
第1章 冴えない人生をのほほんと乗りきる
第2章 かけがえのない他人の他人でありたい
第3章 世界の真ん中で「主人公!」と叫ぶ
第4章 老いたるものは自然体でふるまう
終章 「オーイ」と呼ばれりゃ「ハ~イ」と応える
著者等紹介
山田史生[ヤマダフミオ] [Bellando,Nick]
1959年、福井県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学大学院修了。博士(文学)。現在、弘前大学教育学部教授。弘前に伝わる根笹派錦風流尺八の県技芸保持者
ベランド,ニック[ベランド,ニック]
1981年、アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ。フィラデルフィア聖書大学卒業。2008年、来日。弘前大学教育学研究科修士課程修了。根笹派錦風流尺八を山田史生に師事。尺八製管を三浦龍畝に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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