創元SF文庫<br> 巨神計画〈下〉

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創元SF文庫
巨神計画〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488767020
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

体高六〇メートルを超す人型巨大ロボットのパーツ回収プロジェクトは、様々な困難に遭いつつも極秘裏に進んでゆく。だが計画が進むにつれ、疑問はむしろ増える一方だ――どうやって操縦するのか? そもそも何者が、何のためにこのロボットを地球に残したのか? 人類にこれを利用する能力は、資格はあるのか? ロボットが秘める力の全貌は? やがて計画を察知した各国間の緊張が高まるなか、プロジェクトは急展開を迎える……。

シルヴァン・ヌーヴェル[シルヴァン・ヌーヴェル]

佐田千織[サダチオリ]

内容説明

インタビュアーとローズたちの極秘計画は、数々の困難を乗り越えて進んでゆくが、同時に新たな疑問も生じる。どうやってロボットを操縦するのか?そもそも何者が、何のために地球に持ち込んだのか?人類にこれを利用する能力は、資格はあるのか?そして、ロボットが秘める力の全貌は?やがて計画を察知した各国間の緊張が急激に高まるなか、プロジェクトは急展開を迎える!

著者等紹介

ヌーヴェル,シルヴァン[ヌーヴェル,シルヴァン] [Neuvel,Sylvain]
カナダ・ケベック州生まれ。15歳で高校をドロップアウトし、2003年にシカゴ大学で言語学の博士号を取得。様々な職を経たのち、モントリオールの企業で翻訳ディレクター兼ソフトウェアエンジニアとして働きながら2014年に書き上げた小説デビュー作『巨神計画』は、原稿段階で即映画化が決定した。同書は改稿後、2016年に北米で刊行され、現在日本をはじめ全世界14カ国以上での翻訳が決定している

佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

175
最後まで読んでよかった。実は、下巻の前半はぜんぜんつまらなくなっており、ギャップに苦しんだ。もう手放そうかと考え始めたところだったのだが。後半急激に面白くなり、このための前振りだったか!と納得。ごめんなさい。こんなレビューじゃ何も判らないよね。読んでみてください。面白いから。予想は裏切れ!期待は裏切るな!の原則通り楽しめる。2018/11/28

ねりわさび

59
言語学者でもある著者による語り口が独特のペーソスみを帯びていて、状況描写をカットして登場人物の会話のみで物語を紡いでいくので読みやすい。三部作の第一章なのでしりきれとんぼな終わりかたになっていますがSFモノとして楽しめました。2020/07/06

あさうみ

48
なかなか面白い!SFといってもヒューマンドラマあり、展開についていけるし、なんといっても次から次へ読者の興味を惹きつけるのが上手いと思う。3部作。次も楽しみ。2019/06/19

fukumasagami

46
ー われわれの成人? ー そうだ。これがいま起こっているこのすべてであり、これがあんたたちの成人式だ。あんたたちには原子をいじる能力があり、大人たちと同席することができる。 ー それはわれわれにとってどういう意味があるのでしょう? ー 子ども時代のような過ちは、もはや許されないだろうということだ。2017/07/30

よむヨム@book

44
★★★☆☆ 星3つ こんな人類にとって、オーバーテクノロジーの兵器を、なぜ国の管理化におかないの? パパントヌ博士やガイヤ共同事業体は、なぜ北朝鮮に巨神を進攻させたるおバカな行為をしたのか等々現実感のないことにちょっとって感じで読み終わりました。 次の「巨神覚醒」に期待したい。2022/01/17

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